2009年12月8日
雑情報 (22)
暖房費を節約しつつ、温かく冬を過ごす方法
要旨
1. 冬の過ごし方 * 暖冬でも冬は寒いので防寒対策は必要 * 快適に冬場を過ごせるよう室内の暖房をし、温かい衣料品を着よう 2. 暖房に頼らない寒さ対策 2.1 食べ物、飲み物により身体を温める * 温かい飲み物で温まろう * 鍋料理は身体を温め、栄養のバランスがとれた食べ物である他に、家庭の団欒に寄与できる 2.2 衣類やはおるもので身体を温める * 素足に靴下を履き、かつスリッパを履く * ブラウスにカーディガンをはおる。シャツにベストを加える * 外出時だけでなく、室内でもマフラーやスカーフをする * ひざ掛けを使う * ヒートテックなどの新素材のインナーを着る 2.3 カーテンの保温効果 * 陽が落ちたらすぐにカーテンを閉める * カーテンは1枚より2枚とし、価格の高いものほど効果がある。カーテンは床面までの長さとする 2.4 窓ガラスからの放熱を防ぐ * 窓ガラスを二重ガラスにする方法があるが新築住宅以外では難しい * 窓ガラスに自分で貼ることができる断熱シートが発売された * 断熱シートを貼ると透明度が落ちるが、新製品は透明度が向上している 2.5 ゆたんぽ、カイロを使う * 電子レンジで温めるゆたんぽが人気となっている * 充電池を使った何度も使える使い捨てないカイロが発売された * ゆたんぽ、カイロの使用時の低温やけどに注意 3. 暖房機の選定 * 暖房費はエアコンが一番安く、石油、ガスストーブの半分程度である * 冬場の乾燥肌に悩まされているならガスストーブがお勧め |
△ページトップへ戻る 1. 冬の過ごし方
1) 暖冬でも冬は寒い
暖冬と言われる昨今を振り返ってみると、着実に寒くなる時期が遅れ、従来なら冬場には枯れている植物が冬越しをして翌年も花を咲かせたり、冬眠する動物がいつまでも野山をうろついたりと地球温暖化の話題に事欠かなくなってきた。
横浜でも、街路樹の紅葉する時期が遅くなり、氷が張るのを見ることがなくなり、雪が降るのは春のドカ雪だけとなっている。
それでも、快適に冬場を過ごせるよう室内の暖房をし、温かい衣料品を着込んでいる。
2) 今年の冬の過ごし方
日本経済の景気の低迷はまだまだ続くため、当分の間、巣ごもり生活が続きそうである。
以降に無駄を省いて温かく過ごす方法を紹介する。できるものから実践していくと、確実に出費を減らすことができるのでやってみよう。
2. 暖房に頼らない寒さ対策
室内を暖房すればすぐに暖かく*1)なるが、それでは電気、ガス、灯油などの暖房費が例年とおりかかる。
今までの快適な生活のレベルを下げることなく、暖房費に頼らない寒さ対策を紹介する。
表1は日本経済新聞、2007年10月27日の記事を表にしたものである。ただし、2年前のアンケート結果なので、現在流行しているヒートテックなど新素材繊維を使った肌着、電子レンジで温める*2)ゆたんぽなどは載っていない。
表1 暖房に頼らない寒さ対策ベスト10
順位 | 内 容 |
1 | 温かい飲み物で温まる |
2 | 靴下やひざかけで下半身を重点的に温める |
3 | カーテンを早めに閉める |
4 | カーテンは床まで十分届く長さにする |
5 | 就寝直前に入浴する |
6 | 献立で鍋料理を増やす |
7 | 厚手のカーテンに付けかえたり、二重にしたりする |
8 | ストレッチなどで血行を促進する |
9 | カイロを体にあてる |
10 | 酒を飲む |
注)日本経済新聞、2007年10月27日、何でもランキング ベスト10
暖房に頼らない寒さ対策から引用
*1),*2) 「暖かい」「温かい」の使い分け
今回、文章を作成している途中、「暖かい」「温かい」の使い分けについて混乱してきたので、ネットで調べた。文部科学省では明確にこれらの使い分けをしていないため、辞書などでも混乱しているが、だいたい
暖かい:気温、空気
温かい:物品、身体、料理、気持ち
と使い分けている。
また、暖かいの反対語は寒い、温かいの反対語は冷たいを思い出すと使い分けしやすいかも・・・
2.1 食べ物、飲み物により身体を温める
温かい飲食物が身体に入ると、それ自体の温度によりすぐに体温が上昇し温かくなってくる。
1位の温かい飲み物を飲む、6位の献立で鍋料理を増やすは冬場に身体を温め、寒さ対策として役立つ。
1) 温かい飲み物で温まる
寒い場所へ居るときや外から室内へ帰ってきた時に飲む温かい飲み物は、すぐに身体を温めるため効果的な寒さ対策であるが、長続きしないのが欠点である。
2) 鍋料理で身体も心も温まる
家庭で作る鍋料理は身体を温め、栄養のバランスがとれた食べ物である他に、わいわい言いながら鍋を囲んで食べることから家庭の団欒に寄与する方が大きいかも知れない。
鍋料理にはいろいろな種類があり、スーパーにはさまざまな高級鍋料理店のダシがレトルトパックで販売されている。主婦はこのダシに入れる具材の肉、魚介類、野菜、豆腐、こんにゃくなどを買えば良い。持ち帰った具材は土鍋(アルミ鍋)にダシを入れて煮立てるだけでできるため、手間はかからず、おいしく食べることができる。
このように鍋料理は安くて家計も助かるし、主婦も手間が省け、一石何丁にもなる優れた料理である。
2.2 衣類やはおるもので身体を温める
身体の中で首、手首、足首のように動脈が体表に近い部位を温めると温かく感じることから、これらの部位の防寒対策を重点的に行う。
2位の靴下やひざかけで下半身を重点的に温めるは、まさしくこの対策の実践である。
順位には上がっていないが、ヒートテックなどの薄手の新素材を使ったインナー(肌着)を着用することにより、身体の動きの制限や外見を悪くすることなく温かくすごすことができる。
1) 靴下を履き、マフラーを巻く
普段の行動に影響がなく、簡単に温かく過ごす方法を並べる。
① 素足に靴下を履き、かつスリッパを履く
② 普段はずしているシャツの一番上のボタンを留める
③ ブラウスにカーディガンをはおる。シャツにベストを加える
④ 外出時だけでなく、室内でもマフラーやスカーフをする
⑤ ハイネックのセーターを着る
誰もが、言われてみるとそうだ!と納得でき、わかっているが、実際に行動に起こしていない場合が多いので、実践してみよう。思った以上に温かく感じるはずである。
2) ひざ掛けを使う
机やソファに座っている時に、ひざ掛けを使うと格段に温かく感じる。
たった1枚のひざ掛けなのに効果が大変大きいので、男女とも実践してみよう。
3) ヒートテックなどの新素材のインナーを着る
数年前から話題となり、今年になり爆発的に売れているユニクロのヒートテック、イオンのヒートファクトなどがある。温かさの原理は繊維の間に空気層を保ち、保温性を高めている。実際、ヒートテックのインナーを着用したユーザの反応は良好である。大半のユーザは「従来品と比較すると、ものすごく暖かいとはいえないが、多少は温かい」「薄くてごわごわせず、価格も安いので買って失敗したとは思っていない」と評価している。
従来の重ね着による防寒から、薄くても温かい繊維を使うことにより身体の動きを損なわず、外見も不恰好にならないことで人気になっている。まさしく、誰もが望んでいた製品であろう。
2.3 カーテンの保温効果
建屋から熱が逃げる割合が大きい場所はガラス窓である。室内から逃げる熱の5割が窓を透過していく(建屋からの放熱:窓53%、壁7%、床3%、天井9%、換気27%)。
ガラス窓から外へ逃げていく熱を少なくするため、まずカーテンに着目するのは的を射ており、アンケート結果に3つもカーテンの効用が入っている。3位のカーテンを早めに閉める、4位のカーテンは床まで十分届く長さにする、7位の厚手のカーテンに付けかえたり、二重にしたりする はいずれも防寒効果がある。
1) 陽が落ちたらすぐにカーテンを閉める
冬場の昼間、暖かい日差しが室内へ入り込むようにカーテンを開け、陽が落ちるとすぐにカーテンを閉めるのは効果的な防寒対策である。
2) カーテンの仕様
カーテンを窓に取り付けることでガラス窓とカーテンの間に空気層をつくり部屋の中の暖かい空気が外へ逃げるのを防いでいる。
① カーテンは1枚より2枚
当然のことながら、カーテンは1枚よりも2枚(通常、窓には外側にレースのカーテン、内側に普通のカーテンを取り付けている)が効果的である。
カーテンを2枚取り付けると、1枚より空気層が2倍となり、保温効果が高まる。
② カーテンは価格の高いものほど効果がある
カーテンの材質は厚手で空気を通しにくいのが良い。言い換えると、遮光性、防音性のある、繊維の目が詰まった厚手の重いカーテン、ひとことで言えば、価格が高いカーテンほど断熱性が高く効果がある。
③ カーテンは床面までの長さとする
カーテンの長さが短いと、カーテンを取り付けたのに冬場になると窓の近くでとスースーするのは、カーテンと床面の隙間から窓を通した冷気が部屋の中へ流れ込むためである。
解決策はカーテンの長さを完全に床面に接触する長さとすることである。既成品のカーテンを購入すれば、どれもカーテンの長さは床面に接触する長さであるが・・・、もし、1cm程度床面に隙間ができるのなら、カーテン掛けに取り付けるアジャスターカーテンフックの長さを調整することにより3cm程度はカーテンを上下させることができるので、調整するとカーテンの下部を床面に接触することができる。
{参考} カーテンの洗濯
カーテンは取り付け後、何年も吊るしっぱなしになっている家庭が多いのではないだろうか?2年に1回程度の頻度でカーテンを洗ってはどうだろう・・・
カーテンを洗うコツはしわにならないようにすること。洗濯機へ入れる場合、つづら折りにしてネットに入れ、弱などの弱い水流にして洗うこと。
2.4 窓ガラスからの放熱を防ぐ
室内から逃げる熱の5割以上が窓からなので、窓に取り付けるカーテンの選定、取り付け方、開閉時間を適切にすると効果的な防寒対策となる。
加えて、窓ガラス自体に多少工夫をすると放熱を減らすことができる。
1) 窓ガラスを二重ガラスにする
従来、窓(窓ガラス)からの放熱対策は二重ガラス(ペアガラス、複層ガラス)にするしかなく、既に建て付けが終わった窓ガラスをわざわざ、バカ高いお金を出してまで二重ガラスへ変更する家庭はほとんどなかった。
それでも、新築住宅では放熱、防音及び盗難防止の面から窓ガラスの仕様を二重ガラスにする家庭も出てきた。
2) 窓ガラスに断熱シートを貼り付ける
数年前、既存の窓ガラスへ後付けできる断熱シートがニトムズから発売された。主流は窓ガラスの内側に水を用いてプチプチのような形状をしたプラスチックシートを貼り付けたものであるが、この断熱シートを貼り付けると透明ガラスの視界が悪くなるため、まったく使う頻度が少ない部屋の窓ガラスあるいは窓ガラスの下半分のみとかに限定すれば使うことができる。近頃、より透明性を改善した断熱シートも発売された。透明性を要しない箇所の窓ガラスに貼り付けると冬場の防寒、夏場の冷房時の冷気が逃げるのを防止できそうである。
最近、窓ガラスの内側のサッシ枠に透明のプラスチックシートを貼り付けるタイプが発売された。通常の二重ガラスの類似品である。いずれも、一人で取り付けることができ、製品の価格は900×1,800mm用でプチプチシートタイプは約1,000円、模擬二重ガラスシートタイプは約1,300円。万一、取り付け後に気にいらなければ取り外しは容易なため使えそうである。
詳細はニトムズのホームページを参照のこと。また、ホームセンターでは上記の断熱シートを販売しているので、実際に現物を見て確認するとよい。
2.5 ゆたんぽ、カイロを使う
昔ながらのゆたんぽ、カイロの分野に新製品が開発され、使い勝手が良くなると同時にエコにも貢献しており人気となっている。
1) 電子レンジで温めるゆたんぽ
就寝中、寝室にエアコンを入れると電気代がかかる上に室温の上昇と共に湿度が下がるため加湿器も必要となる。
エアコン、加湿器の購入コストや使用時の電気代を考慮すると、昔ながらのゆたんぽなら足元が暖かく、寝てしまえば部屋の温度が下がっても気にならない。
トレンディな湯たんぽは電子レンジで手軽に温めることができるためちょっとしたブームとなっている。ただし、電子レンジでの加熱しすぎには十分注意すること。
人気となっている、電子レンジで加熱して使うゆたんぽを紹介する。
価格は1,000~2,000円と安く、ドラッグストア、スーパーで購入することができる。
また、外出時などに従来からホットカイロが使われ、局所的にホットカイロで温めることにより身体全体がほかほかする。
従来のホットカイロは使い捨てのため、手軽さはあったがエコや経済的ではなかったが、最近、三洋電機の充電地、エネループを採用したカイロが発売され脚光をあびている。何回も充電してカイロとして使うことができるため、使い捨てのホットカイロの代替品となりそうである。
2) 使い捨てないカイロ
数十年前から使い捨てカイロが、寒い時に外出する時の必需品としていまでも広く使われている。
昨年、充電池を使った何度も使える使い捨てないカイロが三洋電機から発売され、今年はその改良型も出てきた。実売価格は4,000円。
1回だけの使い捨てカイロは30円/個なので使い捨てないカイロは4,000円÷30円=133回となり、使い捨てカイロを133回購入するのに相当。
充電池の寿命は1,200回の充放電なので、冬場毎日使い捨てカイロを使うユーザにとっては、ひと冬で元が取れる。
3) ゆたんぽ、カイロの使用時の低温やけどに注意
ゆたんぽ、カイロいずれも、肌に接する温度は40度程度の温度のためついつい長時間、同じ場所を温めることになりがちである。その結果、いつのまにか低温やけどとなり、病院へ駆け込むことになりかねない。
ゆたんぽ。カイロを使用する場合には、それらをカバーやタオルで覆う、同じ身体の部分に長時間接触させないことである。特にゆたんぽの場合には、足が温まったら、寝こむ前にゆたんぽを身体が接触しない場所へ蹴り出すなどの注意が必要である。
電気あんかも低温やけどを起こすので同様に注意すること。
3. 暖房機の選定
1) 暖房費はエアコンが一番安い
暖房機を経済性だけから選定すると、ヒートポンプの原理を用い,効率的にエネルギーを得ることができるエアコンが石油ストーブやガスストーブより2倍ほど経済的である。
ただし、エアコンは単に部屋の温度を上げるだけなので、温度上昇に伴い部屋の湿度が減少するため、加湿器により部屋の中を加湿しないと、部屋の中がカラカラとなりのどを痛め、風邪やインフルエンザにかかりやすくなる。
2) 冬場の乾燥肌に悩まされているならガスストーブがお勧め
石油ストーブ、ガスストーブは燃焼時に石油やガス中に含まれる水素が水となり部屋の中へ放出されるため加湿器は不要である。そのため、冬場になると空気が乾燥して皮膚がかゆくなるが、石油、ガスストーブを使うと冬場のかゆみを解消できる。
私の冬場の経験を紹介する。10年ほど前まで、毎年冬場になると腰やベルトの周りにかゆみで赤い斑点ができるためケラチナミンを塗る、風呂のあと乾燥肌とならないよう保湿剤を塗っていたがほとんど効果がなかった、しかし、エアコン+加湿器からガスストーブへ替えてからは、かゆみが完全に解消されそれ以降スキンケアなどは使ったことがない。
冬場の乾燥肌に悩まされているのなら、暖房費はエアコンよりかかるがガスストーブを検討してはどうであろう。
石油ストーブは、灯油の配達、灯油をストーブのタンクへ移す手間、万一の火事の危険性を考えると,ガスコンロと同様に使えるガスストーブは便利である。
ただし石油、ガスストーブは燃焼時に炭酸ガスを排出するため、部屋の換気を行わないと部屋の中の二酸化炭素の量が増えすぎ健康に適さない。そのため、石油、ガスストーブを使用する場合には定期的に窓を開け、換気扇を使うなどにより部屋の空気の入れ替えが必要である。
{参考} 最新型エアコンは旧型より、ほんとうにお得か?
最新型の高性能エアコンは普及品のエアコンと比較すると電気代が格段に安いとメーカでは試算しているが、価格は普及品の数倍するため、購入価格、使用条件、使用時間、電気料金などを勘案するとほんとうに得がどうか疑問である。
エアコンの使用時間がそれほど長くなければ、格安エアコンを買ったほうが得である。最新型エアコンは購入する前にメーカの試算した条件を良く確認しよう。
エアコン業界の電気代の算定には、通常使用しないモードを使った架空の試験データを基に宣伝しており、実態とは大きくかけ離れている。
参照資料
雑情報を作成するにあたり、参考となる/参考にした新聞、雑誌などの出典元、年月日、タイトルを載せる。
1. 冬の過ごし方
★日本経済新聞 2007年10月27日 何でもランキングベスト10
暖房に頼らない寒さ対策
★日本経済新聞 2009年1月17日 暖房費節約術 下 工夫編
首や足首温めて省エネ
湯たんぽ、鍋料理も有効
★日本経済新聞 2009年11月28日 あなたはどっち、ネット調査の結果は
寒さ対策、とうしてる?
湿度上昇で体感温度アップ
「室内でも首に巻物」3割
{参考} 鍋料理ランキングとご当地で食べたい鍋料理を紹介(下2件)
★朝日新聞 2003年2月15日 Goods & Tips ランキング
よく食べる鍋
★日本経済新聞 2003年10月18日 何でもランキング
ご当地で食べたい郷土鍋
旅情と味覚楽しむ
★ビューティ 2009年12月 脱・もこもこ宣言!
薄着美人への道
薄くてあったかインナー
★日本経済新聞 2009年11月21日 暮らしのワンポイント
カーテンを洗う 柔軟剤で静電気防ぎ
★日本経済新聞 2009年12月6日 健康 低温やけど ご用心
心地より暖かさに潜む危険
エコ意識でゆたんぽ人気
寝る前にふとんの外へ
3. 暖房機の選定
★日本経済新聞 2009年1月10日 暖房費節約術 上 機器編
ストーブよりエアコンが得
部屋の断熱「窓」が大切
★日本経済新聞 2005年12月4日 健康 かゆみが気になる季節
日常生活で乾燥肌防ぐ
タオル 柔らかい素材に
保湿剤 入浴後すぐ塗る
室内 湿度60%に保つ
△ページトップへ戻る
- 2013年01月22日 11:57 |
- 節約(税金 方法 防寒)
-
-