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人生と生活に役立つトレンディな情報マガジン(愛称:人生トレマガ)

情報の入手と信頼性&情報を見極める能力

2011131
雑情報 (28)
    情報の入手と信頼性&情報を見極める能力
 
要旨
1.日本は格差社会へ突き進んでいる
1)情報格差が階級社会を助長
金持ちと貧乏人の資産格差、高齢者と若者の世代間格差、生まれや親の資産の差がそのまま教育格差となっている。
日本はいつのまにか、一億総中流社会から一握りの富裕層と多くの中下層による階級社会になりつつある。
階級格差の是正と階級の固定化を早く防がないと、国力は衰退し多くの子供達の未来は無くなってしまう。
2)格差社会の是正
今後の日本の国力、経済力強化のための長期的方法は子供を増やすことと国民の教育水準を世界トップレベルに上げること。
 
2.情報の入手方法と信頼性
1)新聞
一般的な情報に関しては情報の鮮度、正確性、公正、公平性、閲覧性、保存可能性から新聞に勝るメディアはない。
新聞広告と新聞記事とはまったく別物であり、広告の信頼性は読者が自ら判断しなくてはならない。
2)ネット
ネットから入手できる情報の鮮度は抜群だし、新聞社の記事をそのまま載せているため正確ではあるが公正、公平性には疑問符が付く。
ネット記事には、ネットへ何を載せるかの時点からマスコミ会社のフィルターがかかっており、載っている記事には偏向した記述が含まれている。
中国発の記事、ネット情報には中国共産党による情報操作が行われていることを十分認識した上でニュースを読もう。
ネット情報のマイナスの面を差し引いても、ヤフーのニュースサイトなどへアクセスすると、最新ニュースが即座にわかるので大いに利用すべきである。
 
3.ネット情報の信頼性
1)業者のホームページの信頼性は?
業者のホームページに書かれた内容にはうそが含まれている可能性があるため、疑いを持って読まないといけない。
2)ブログなどの個人情報は玉石混交
個人のブログ、プロフ、2チャンネル、ツイッターの内容は、自分に起こったこと、日記、趣味の公開が大半。
ブログの中には素晴らしい内容を公開していて、すごいと感心するサイトもたくさんある。

4.情報の真偽の判断
1)真偽の判断
経験と実績に基づき情報の真偽を判定して各種の決定をしている。
2)基本は現場確認
情報の真偽を判断する場合、現場へ行き、実際に自分の目と耳で物や状況を確認するのが第一。
3)信頼できる相手を持つ
情報源として信頼できる相手や仲間を持っていることが重要。
4)情報源の源から入手する
情報の真偽で一番重要視されるのは情報源である。入手した情報の発生元に近ければ近いほど情報は正確で間違いがない。
5)情報の裏付けを取る
情報が不確かな場合には、裏付けを取ることが必要。
 
5.情報の評価は変わる
情報の価値や評価は時代やおかれた環境により変わる。
 
6.情報を見極めるために知識を得、知恵を磨き、疑うことを学ぶ
1)情報の判断は自分自身で決める
入手した情報の信頼性の判断は自分自身が下さなくては先に進まない。
2)知識を増やす
自分で得た情報の真偽を見極めるためには、自分の知識を増すことが大事。
3)知識が増えると知恵がつく
たくさんの情報を入手しつつ、本などを読むことにより知識が増えと、おのずと知恵がついてくる。
情報と知識から知恵を高めていけば、各種判断はベストとはいわないがベター以上の結論を引き出せる。
4)情報、知識、知恵のサイクル
情報、知識、知恵の3つの好循環のサイクルができあがると、ますますそのサイクルの輪が大きくなり、知恵がついてくる。
 
7.情報を選別できるメディア・リテラシーを身につける
ネット上から有用な情報を得ようとするには、情報の品質を選別できるそれ相当の知識や知恵、すなわちメディア・リテラシー(情報を識別する能力)が必要である。
どのサイトに書かれている内容は本当で、どのサイトの中味はうそが含まれているとかの判断は、結局自分の知識と知恵により選別していくより方法がない。

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1.日本は格差社会へ突き進んでいる
1)情報格差が階級社会を助長
最近、なにかと格差が話題となっている。
 
金持ちと貧乏人の資産格差、高齢者と若者の世代間格差、生まれや親の資産の差、いわゆる経済格差、がそのまま教育格差となり、下層世帯の子供は良い大学、良い会社へ就職できないなど一生涯格差を受けながら生き続けざるを得なくなってきているようである。
日本はいつのまにか、一億総中流社会から一握りの富裕層と多くの中下層による階級社会になりつつある。
 
生まれによる経済格差は子供の塾、通う学校、習い事などの教育格差ばかりでなく、パソコンなどのIT機器の購入の有無に起因した情報格差を招いている。
IT機器を保有しネット接続ができれば、あらゆる情報がいつでも入手できるが、それらを買い、維持できるお金がないと、情報化社会から完全に取り残されてしまう。経済格差がますます貧富の差を生みだし、富めるものはITを利用してますます富み、貧乏人は貧困から脱却するための情報をパソコンがないために入手するチャンスすら与えられず、いつまでも底辺にへばりついたままとなる。
階級格差の是正と階級の固定化を早く防がないと、国力は衰退し多くの子供達の未来は無くなってしまう。
 
2)格差社会の是正
今後の日本の国力、経済力強化のための長期的方法は子供を増やすことと国民の教育水準を世界トップレベルに上げることである。
 
若い世代への仕事を増やし、賃金を増やす
団塊の世代は、労働生産年齢中は高度成長期に当たり、結構めぐまれた生活をしてきたし、年金を満足にもらえる最後の優遇世代のため、いつまでも仕事をし続けて若者から職場と賃金を奪うことを止めたら良いと考える。
結婚し子供を生みやすいような環境とする。出産、児童手当をフランス並みとは言わないが、子供一人いる家庭には18歳になるまでは月に10万円支給するなどの出産、子育て支援すべきである。
元麻生首相のような、誰もが読むことができる漢字もろくに読めない、生まれと資産があるだけで日本のトップに座り、幅を利かすような格差社会が是正されるよう、金持ち優遇の贈与税の廃止(現在毎年110万円まで無税)や高額の相続税をかけたりして、生まれたときからの格差を減らし、すこしでも出生による格差をなくすべきである。
最後は教育費の低減である。現在国立大学の学費は私立の半分程度のかなり高く、能力があっても大学へ進学できない家庭が増えてきており、東大などへ入るためには親の所得が高くないと合格できないなど教育格差が拡大している。
 
生まれたときの不公平、成人になるまでの家庭環境による不公平がますます増大しているこの現状を打破し、能力あるもの、努力したものが競争により切磋琢磨して人の上に付くシステムを再構築しないと、日本は職業が固定された江戸時代に戻りそうである。
 
金とほぼ一体となった名誉を同時に得ることができる医者、資産家、政治家、芸能人の子供や孫がその職業を継ぐ世襲化がますます固定化しているのを憂うばかりである。日本において子供をたくさん生み、良い教育を施すことができるのはこれらの階級に生まれ育った階級しかないようでは、日本の未来は真っ暗である。
日本人は北朝鮮の金日成、金正日による権力の世襲制を批判することができる資格があるのか?
 
{参考となる本}
★河野稠果       人口学への招待(少子・高齢化はどこまで解明されたか)          
                                                                                               中公新書            860
 
★大泉啓一朗   老いてゆくアジア(繁栄の構造が変わるとき)   中公新書             760
 
★三浦展          下流社会(新たな階層集団の出現)                 光文社新書         780
 
★門倉貴史       ワーキングプア(いくら働いても報われない時代が来る)
                                                                                               宝島社新書         780
 
★岩田正美       現代の貧困(ワーキングプア/ホームレス/生活保護)
                                                                                               ちくま新書           700
 
★堤未果        ルポ貧困大国アメリカ                                      岩波新書             700
 
★三浦展          団塊格差                                                       文芸新書            760
 
★真壁昭夫       下流にならない生き方(格差社会の絶対幸福論)  講談社新書    800
 
これらの新書を読むと人口、貧困、格差などの現実を垣間見ることができる。 

 
 
2.情報の入手方法と信頼性
誰もが毎日のニュース、仕事や生活に関する情報を入手するため新聞、雑誌、本を読み、ネット検索を行っている。
それぞれの情報源の特徴と信頼性を以下に示す。
 
1)新聞
a)新聞記事
一般的な情報に関しては情報の鮮度、正確性、公正、公平性*1)、閲覧性、保存可能性から新聞に勝る物はない。
新聞記事には担当記者あるいは新聞社の恣意的な見解もある程度含まれるため100%信じるわけにはいかないが、新聞社では新聞に記事として載せるために、その道の専属記者が、いくつかのニュースソースから裏付けをとり、専門家の意見を聞き、かつ何段階かのチェックを受けて初めて記事となるため書かれた内容は信頼できる。
それでもニュース記事は時々、速報性が優先されるため誤報が発生するが、許されるレベルであろう。
新聞に載っているニュース以外の生活に関する記事は、国民の関心がある事柄に関してトレンディな情報を盛り込み、良くまとめられおり、大変重宝である。
 
*1)  公平、公正?
公平とは2つ以上の対象(物)に対して、対応や取り扱いが同じであることを指す。このため、対応や取り扱いの良否や優劣を比較するものではない。
公正とは、取り決めによる正しさを示す。取り決めなので国、環境などにより公正の基準が異なる上に主観が入るため、人により公正の基準が異なる。このため、何が公正であるかを決めることは困難なため、役所やマスコミではジェスチャ-の意味も含めキャッチフレーズとして使われている。
 
b)新聞広告
当然のことながら、新聞の広告に良識的な広告も数多くあるが、読者をだますうそ情報を含んだ広告が含まれているのも事実である。
読者は朝日、日経などの新聞を読む場合、記事自体は新聞社の良識に基づく信頼性のある記事であるが、新聞に載っている広告は、あまりにひどいうそでない限り、そのまま広告主(業者)の広告を載せている(日本の新聞社の収入の3割は新聞広告。広告主は新聞社にとっては良いお得意さんのため、むげに広告主に強いことはいわない、すなわち、広告の内容について文句をつけない)ため、広告の信頼性は読者が自ら判断しなくてはならない。
 
「朝日新聞に載っている広告だから信頼性が高い」とか、「安心して新聞広告に載っている物品を買うことができる」とかは、読者が勝手に判断しているだけであって、広告主による詐欺や被害に関して、新聞社はまったく責任はとる必要はなく(当たり前のことである)、誤解した読者の責任である。
悪徳会社は新聞の読者を「有名新聞に載っているから安心な物品やサービス」だと誤認させることで、暴利を得ている。
新聞広告と新聞記事とはまったく別物であることを明確に認識しよう。
 
2)雑誌
雑誌は新聞と同様に読者に関心がある最新情報に対しコメントを加えて発行しており、新聞より詳しい情報入手方法として魅力的である。
雑誌の信頼性は、発行出版社名、今まで発行してきた雑誌の状況などからおおよそ判別できる。
なお、雑誌の広告は、新聞以上に規定がゆるやかなようで、悪徳業者によるうその広告が多数含まれており、知らないメーカや業者の広告は疑ってみる必要がある。
 
3)本
書店やネットブックには、あらゆるジャンルの本が読まれるのを待っている。本は出版するのに手間と費用がかかるため、あまりいい加減な内容のものは少ない。
良い本は長年読み続けられており、増版を重ねた本はいつ読んでも素晴らしい内容に圧倒、感動される。
 
しかし、本は新聞と異なり、発行するまでに良い意味でのフィルターがかけられてなく、著者の考えをそのまま本としているため、本によっては間違いや偏向した事柄やうそが混じったのもある。特に最新の事件、経済、投資、儲かる、健康、病気予防、やせる、美しくなる等に関した本は、大半が大衆受けする派手なタイトルがつけられ、内容を誇張して紹介しており、期待して読むと、がっかりするケースがある。
特に、急にもてはやされテレビでタレント並みに売れっ子となっているトレンディな学者や評論家などは、多忙さの限度を超えているはずなのに、なぜ毎月のように数百ページもの本を出せるのであろうか?やはりと言うか、読んでみると本の内容は当たり前のことに少し専門的なことをスパイス的に加えたもので、読んだあと損をした気分となる。
 
4)テレビ・ラジオ
テレビ・ラジオ放送のニュース、報道も新聞と同等の信頼性はあるが、手軽に保存できない、簡単に再度見たり、聴いたりする再現性が難しいことから新聞には劣る。
 
5)ネット
今、だれもが重宝しているのはネット情報である。
大半のユーザはパソコンの立ち上げ後の初期画面をヤフーのホームページとし、まず、ヤフーのニュース欄をクリックして最新のニュースを読んでいる。
そのほか、天気予報、路線、ショッピング、映画、音楽などもワンクリックでヤフーのホームページから見ることができる。
 
このように、ネットから手軽に入手できる情報の鮮度は抜群だし、新聞社の記事をそのまま載せているため正確ではあるが、公正、公平性には疑問符が付く。
ヤフーのニュースの発信元は全国紙として毎日新聞、読売新聞の2社で朝日新聞、日本経済新聞の記事は載っていないし、速報記事、芸能、スポーツ関係は取材した記者の記事をそのまま載せているため、意味不明の文章、誤字、脱字は日常茶飯事である。
 
また、引用しているスポーツ記事の出所はサンケイスポーツ、日本スポーツ、夕刊フジなどの新聞社からである。これらの新聞社自体がうそと誇張を売り物としているため、ニュース記事というより娯楽に徹したフィクション記事であろう。エンターテインメント関係では、日本の報道会社、レコードチャイナが韓国や中国の記事を日本語訳して掲載しているが、日本人にそれほど関心がない韓国、中国のニュース記事がたくさん掲載されており、なぜこんなに多いのかと疑問を感じる。特に中国に関するニュース記事の発信元は検閲後の中国共産党の意向に沿った通信社、新聞社のものなので、そのまま日本語訳してネットへ報道することは、偏った報道といわざるを得ない。
ヤフーおよびその親会社のソフトバンク(孫正義)の意向が色濃く反映されている。
このように、ネット記事には、ネットへ何を載せるかの時点から、報道会社の意向が反映され、フィルターがかかっていること、載っている記事は偏向した記述が含まれていること、中華系記事は国家の検閲済みであることを十分認識した上で、ネットのニュースを活用しよう。
 
それらのマイナスの面を差し引いても、ヤフーのニュースサイトにアクセスすると、最新ニュースが即座にわかるので大いに利用すべきである。
 
ヤフーのニュースに掲載されていない、朝日新聞や日本経済新聞の記事についてはそれぞれの新聞社のサイト又はグーグルのニュースサイトからワンクリックで呼び出すことができる。 
 
 
3.ネット情報の信頼性
1)業者のホームページの信頼性は?
この10年ほど急速に普及したネット情報は、無料でどこでもいつでも情報を入手できることから急速に普及し新聞離れの原因となっている。しかし、ネット情報は玉石混交なため内容が本当か?と疑問を持つケースも多い。
 
特に業者のホームページに表示された内容は、自社製品やサービスへ誘導するための広告やコンテンツがメインのため、自社に不利なこと、悪いことは載せていないのは当然としても、うそや科学的に実証されていないものもそれとなく画面のあちこちにちりばめられており、正しい内容とは言いがたい。また、業者のホームページには、どこまでが本当で、どこからうそが混じっているのかが素人には分かりにくいことがホームページ全体の信頼を損ねている。逆にそこが業者の目の付け所で、うまくごまかして自社製品やサービスを素人に売りつけ、もうけを狙っている。
 
このように業者のホームページに書かれた内容は疑いを持って読まないと、結局、そのつけはネットをクリックしたあなたに返ってくる。
 
2)ブログなどの個人情報は玉石混交
個人のブログ、プロフ、2チャンネル、ツイッターの内容は、自分に起こったこと、日記、趣味の公開が大半である。ユーザにとって、これらの情報源はネットのニュースや他のサイトの情報記事の丸写し、単なる聞きかじり、うわさ、自分の固定観念や考え方を載せたコメントが多く、内容の信頼性に疑問があるため、何かの情報を得るために見るというより、暇つぶしにアクセスしているようである。
 
しかし、これらの中には趣味、仕事、業界に関しプロも顔負けするような資料も含まれており、情報を入手するソースとして貴重かつありがたい存在である。特にブログには無料でこのような素晴らしい内容を公開しているとは!すごい!!と感心するサイトもたくさんあり業者の売らんかな、騙しても売りたいとの意向が見え見えのホームページより役立つこともある。
ブログを見ていると、信頼できるサイトであるかどうかや、ほとんど他人の記事の寄せ集めばかりの単なる自己満足のサイトかどうかの判別は付く。
 
 
4.情報の真偽の判断
1)真偽の判断
入手した書類、ネット画面、電話の会話、耳打ちされたココだけの話しなどの情報が正しいのか、あるいは間違っているのかの判断に迷うことが多々ある。
営業部門では物件、入札、予算、競合先、新製品、価格、規制などの営業情報、設計部門では下請け業者、発注価格、生産、納期、予算、技術レベル、トラブル、特許などの技術情報について、情報源はどこで、いつ入手したか、現在の状況はどうなっているかを常に把握し、経験と実績に基づき情報の真偽を判定して各種の決定をしている。
 
2)基本は現場確認
本来なら、業務に関し各種の判断を下す場合、まず、現場へ行き、実際に自分の目と耳で物や状況を確認するのが第一である。誰もが実際に物や状況を見ないで判断し、後で失敗した経験は何度もあるだろう。
 
しかし、身は一つのため、常に忙しく、現場へ頻繁に出向くことは不可能であるが、基本は現場へ自ら出向いて物や状況を見る大原則を常に念頭におこう。
 
3)信頼できる相手を持つ
何かあったときに現場で出向くことはできない代わりに、営業部門なら客先や設計部門との密接なコンタクト、設計なら下請け業者、施工業者、生産工場内、施工現場、受注元、施設管理先と接触することにより、最新の生きた情報を得られるだけでなく、受注へつながったりトラブル防止となる。
情報源として信頼できる相手や仲間を持っていることが重要である。
 
4)情報源の源から入手する
自分が実際に現物を見たり、現場を確認できない場合、情報の真偽で一番重要視されるのは情報源である。入手した情報の発生元に近ければ近いほど情報は正確で間違いがない。また長年つきあいがあり、常に正しい情報交換をしてきた業者や人物から得た情報は信頼性が高い。
これは、書類でも同様で、オリジナルの文献や本から一部を引用した二次文献などよりオリジナルの文献の方が一般に価値が高いのと似ている。
 
5)情報の裏付けを取る
複数の異なった業者などから同じ情報を得ると、その情報が正しいとの確率が高まる。
情報が不確かな場合には、裏付けを取ることが必要となる。裏付けを取ることができない情報は、信頼して利用することはできない。
どの会社でも、上記のことは当たり前の業務として明文化、あるいは習慣として実施されてきているはずであるが?
 
 
5.情報の評価は変わる
現時点で誰もが正しいと考えている情報でさえも、将来は誤っていたとされることはありえ、情報の価値や評価は時代やおかれた環境により変わる。各種情報は物理化学の法則ではないため絶対的な正解、だれもが納得できる判断はだれにもできないが、少なくとも、現在及び近い将来は公正、公平と考えられる情報を参考に行動していくのがよさそうである。 

 
 
6.情報を見極めるために知識を得、知恵を磨き、疑うことを学ぶ
1)情報の判断は自分自身で決める
入手した情報の正しいのか?この情報には中途からうそが交じっているかも?この情報には後半から議論のすり替えや別の方向へ誘導している、あの情報には偏った情報ばかりで構築されているなどの判断は、その道に詳しい社員、友人あるいは家族に聞けば真偽の程はわかるであろうが、いつも聞ける相手がいるとは限らないし、誰も知らない分野の事柄も多いし、すぐに結論を出さなければならないケースもある。
結局、入手した情報の信頼性の判断は自分自身が下さなくては先に進まない。
 
2)知識を増やす
自分で得た情報の真偽を見極めるためには、まず、自分の知識を増すことが大事である。
知識を得るためには、当たり前のことであるが、学生時代にやってきた勉強と同様の正しいと見なされている本、専門書、教科書などを読むことに尽きる。次に信頼性が高い新聞を読むことであろう。
 
3)知識が増えると知恵がつく
たくさんの情報を入手しつつ、本などを読むことにより知識が増えと、おのずと知恵がついてくる。情報と知識から知恵を高めていけば、日々行っている業務や生活の中での各種判断は、ベスト*2)とはいわないがベター以上の結論を引き出せるであろう。間違ってもバッド(悪い)の判断をすることはない。
知恵が増えるほど、本物と偽者の区分けが分かるようになるし、いろいろな出来事に対して、関心や疑問が次々に浮かびあがり、それらの疑問を解決するたびに新たな知恵が一つ増す。
 
4)情報、知識、知恵のサイクル
情報、知識、知恵の3つの好循環のサイクルができあがると、ますますそのサイクルの輪が大きくなり、知恵がついてくる。
 
昨年の後半からベストセラー入りしている、筑紫哲也の知の三角形とまったく同じ考えである。
今、書店に行くと平積みで並べられており、ネットでも購入できるので読んでみては・・・
 
★筑紫哲也       若き友人たちへ-ラスト・メッセージ-    集英社新書               720
P.195~ 第9章 「知の三角形」という考え方
の中に、情報があふれる情報化社会において、情報(Information)、知識(Knowledge)及び知恵(Wisdom)の3つのIKWの知の三角形を安定させようと説明している。情報過多の中、Iから正しいものとうそとを見抜く知識のKを増やし、さらに最終判断をするためのWを増やしていくことが必要と書いている。
 
また、P.206~ 第10章 この国がおかれている現実を見つめるには、
疑うことを学ぶ に物事をまず疑ってかかることが必要とも説いている。
 
 
*2) 良い、悪いについて英語、日本語の対照表を表1に示す。
 
表1 良い、悪いの英語、日本語の対照表
番号
英文法
良い表現の程度
悪い表現の程度
1
原級
良い
Good
グッド
悪い
Bad
バッド
2
比較級
より良い
Better
ベター
より悪い
Worse
ワース
3
最上級
最も良い
Best
ベスト
最も悪い
Worst
ワースト
 
良い悪いの表記方法として3種類あり、日本では良い表現として英語表現のグッド、ベター、ベストは商品やサービスなどの表現として広く使われているが、悪い表現の英語訳バッドとワーストは認知され多少使われているが、ワースはほとんど使われていない。
言語は国民の関心度の高さがあるほど、多様な表現、いいまわしが出てきて広く使われる。日本人は良いに関し誰もが関心があるため3種類もの英文表記がそのまま広く使われているが、悪いことに関しては、事例が少ないため英文表記はあまり使われていない。
今後、日本の良い製品、サービスの崩壊、安全、治安の悪化が進むと、バッド、ワース、ワーストなどが頻繁に使われるようになるだろう。
 
 
7.情報を選別できるメディア・リテラシーを身につける
ネット上から有用な情報を得ようとするには、情報の品質を選別できるそれ相当の知識や知恵、すなわちメディア・リテラシー(情報を識別する能力)を持たないとダメだとわかる。
どのサイトに書かれている内容は本当で、どのサイトの中味はうそが含まれているとかの判断は、結局自分の知識と知恵により選別していくより方法がない。
 
ファイナンシャル・リテラシー(お金に関する基本的な知識)と同様、メディア・リテラシーを身につけ、ネットなどを通じて入手できるおびただしい情報から、正しい情報を選別し、その中の有益な情報を仕事や生活に生かそう!
 
 
参照資料
雑情報を作成するにあたり、参考になる/参考とした新聞、雑誌などの出典元、年月日、タイトルを載せる。
 
1.日本は格差社会へ突き進んでいる
★日本経済新聞     19981218   ニュース複眼
                                                             150年後のマルクス」出番?
                                                            情報化の不平等どう解く
 
★日本経済新聞     2007929     けいざいノート 広がる賃金格差
                                                            情報化の進展が影響か
                                                            新技術に沿う教育改革を
 
★朝日新聞            2010130     磯田道史のこの人、その言葉 秋山好古
ローマの滅びたるは中堅なくして貧富の懸隔(けんかく、意味は二つの物事の間に大きな隔たりがあること)甚(はなはだ)しかりが故なり。露帝国も然り。
 
★読売新聞             2009216     インタビュー  寺脇研氏
                                                             「団塊」はたにまちになれ
                                                            若い世代を応援しよう
 
★日本経済新聞     2009112    核心 時代担う若者に仕事を                                                                  無行では鍛錬の機会なし
 
★読売新聞            20081129   世代間格差
                                                             祖父母と孫で「1億円」にも
                                                             世代ごとの損得計算し政策を
 
★日本経済新聞      2009420     核心 人材立国脅かす教育費高騰
                                                             安くて中身濃い学校ぜひ
 
3.ネット情報の信頼性
★日本経済新聞      2009810     クイックサーベイ
                                                             「自分のブログ持っている」37
                                                             利用頻度高い若い女性
 
★日本経済新聞      2005611     暮らしのヒント
                                                             ブログ 個人情報の扱い注意
                                                             著作権への配慮も必要
                            
★日経パソコン        2008922     ネットユーザ1,000人に聞きました
                                                             ブログを書かない理由は?
                            
★朝日新聞             2010120     ニュースがわからん!
                                                             ツイッター、あちこちで使ってるね
                                                             簡単ですぐ反応があるから災害時にも便利だ
 
4.情報の真偽の判断
★日本経済新聞     1998226     明日への話題 いい耳
 
★日本経済新聞     1996922     中外時評 メディアにとって中立とは
                                                            多様な主張で真の競争へ
 
★日経ビジネス       200172     仕事の達人 マーケの達人
                                                            本当に必要な情報を手に入れる
                                                            求める内容特定し、能動的に収集・提供
 
6.情報を見極めるために知識を得、知恵を磨き、疑うことを学ぶ
★日本経済新聞     2009120    丸の内キャリア塾
                                                             膨大な「情報」を深い「知見」につなげる方法
 
7.情報を選別できるメディア・リテラシーを身につける
★日本経済新聞     20091020   丸の内キャリア塾
                                                             情報感度を高める 知識編
                                                             身の回りの情報からノイズを排除して情報の
                                                              「SN比」を高める
 
★日本経済新聞     1999126      論壇 ニューメディアの呪文と若者
 
★朝日新聞             200122       ねっとアゴラ
                                                             情報を読み解くIT教育を
                                                                  
★朝日新聞            199545        戦後50年読書 広告特集
                                                             世界情報との接し方

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  1. 2013年01月22日 13:51 |
  2. 安全な生活(詐欺 個人情報)