今後の人生と日常生活に役立つトレンディな情報、知っておくとためになることを具体的にわかりやすく説明。

人生と生活に役立つトレンディな情報マガジン(愛称:人生トレマガ)

雑情報 (92-2) お勧めのグッズ その2 デジタル温湿度計

 2023108日 

雑情報 (92-2)

お勧めのグッズ その2 デジタル温湿度計

要旨

1.お勧めのグッズ

* 前回掲載した真空断熱タンブラーはアイスコーヒー、麦茶を長い時間冷たいまま飲むことができ、夏場の手放せないグッズとなっている。

* 今回のお勧めのグッズは、どの家庭にもある温度計湿度計について紹介。

2.不快指数

* 快適さは人それぞれ感じ方が異なるが、温度と湿度から不快指数が決まる。

* 不快指数をまとめた不快指数表を見ると快適さの目安になる。

* 不快指数6075が過ごしやすく、6570の範囲が快適となり、これ以下でも以上でも不快になる。

3.家庭向けの温湿度計の精度と寿命

* 不快指数の基になる温度、湿度を知るには温度計、湿度計又は温湿度計が必要。

* 一般的にデジタル温湿度計の精度は温度計で±1(温度範囲040)、湿度は±5%(湿度範囲4080%)、寿命は35年。

* アナログの場合デジタル式より精度が同等~悪く、寿命が短い。

* 100均のアナログ温湿度計は精度を求めることはできないが、目安計として使える。

4.我が家の温湿度計

* 我が家は40年前の気象計(温度、湿度、気圧計)をリビングで使っている。

* マンション転居後、100均の目安計をリビングルーム、キッチン、寝室、洋間、洗面所の5カ所に置いていた。

* 今年の猛暑の際、エアコンの電気代を下げたいと考え、室内の温度湿度を知りエアコンの設定温度を定めるため精度の良いデジタル温湿度計に交換した。

* 今回、保有する温湿度計、3種類の精度を調べた。

* デジタル温湿度計の温度表示は信頼でき、湿度計は誤差があるが家庭で使用するのに問題ない。

* 100均の目安計は温度計として使えるが、湿度計は参考程度にしかならない。目安計は安価なので湿度計に誤差があることを知った上で使う。

* 気象計は40年経過しているが温度計は精度を保っており、今後も使用できる。

5.温湿度計の使い方

* 国が推奨する夏場の室内温度28、冬場20はエアコンの設定温度ではなく、室内の温度なので間違いないようにしたい。

* 冷暖房を使用する季節、室内で快適に過ごすには部屋に温湿度計が欠かせない。

画像要旨温湿度計


△ページトップへ戻る

1.お勧めのグッズ

前回、家庭にあると便利なものとして真空断熱タンブラーを掲載した。

真空断熱タンブラーはアイスコーヒー、麦茶を長い時間冷たいまま飲むことができ、夏場の手放せないグッズとなっている。

秋以降は暖かい飲物を飲む機会が増え、容器は陶器製のマグカップに代わり、真空断熱タンブラーは来年夏まで食器棚に仕舞った。 

今回のお勧めのグッズは、どの家庭にもある温度計湿度計について紹介する。

 

2.不快指数

快適さは人それぞれ感じ方が異なるが、温度と湿度から不快指数が決まることは知られている。

不快指数をまとめた不快指数表を見ると快適さの目安になる。

hukaisisu.pdf (eonet.ne.jp)、(2023920日)

これによると、不快指数6075が過ごしやすく、6570の範囲が快適となり、これ以下でも以上でも不快になる。

更に気温が15以下になると湿度に関係なく寒く感じる。気温が2528では湿度が上がると不快の程度が増し、気温が29を超えると湿度に関係なく多くの人が暑く感じる。 

 

3.家庭向けの温湿度計の精度と寿命

不快指数の基になる温度、湿度を知るには温度計、湿度計あるいは温湿度計が必要になる。 

1980年代以前の家庭には棒状のアルコール温度計が壁際にかかっていた。

現在、温度計と湿度計を一体にしたアナログ、デジタルの温湿度計が普及している。 

一般的にデジタル温湿度計の精度は温度計で±1(温度範囲040、それ以外は±2)、湿度は±5%(湿度範囲4080%、それ以外は±10%)、寿命は35年。

アナログの場合デジタル式より精度が同等~悪く、寿命が短い。

精度はメーカにより異なるため、個別に確認する。

デジタル、アナログどちらを選定するかは、それぞれの誤差、寿命を知った上で好きな方を選べばよい。

【高精度で小型】おすすめ温湿度計23 | 人気のタニタやエンペックスも紹介(2023 | Picky's (rentry.jp)2022113 

なお、100均のアナログ温湿度計は精度を求めることはできないが、目安計として使える。

 

4.我が家の温湿度計

1)使用した温湿度計の変遷

我が家は40年前に入手した気象計(アナログの温度、湿度、気圧計を一体にしたもの)リビングの壁にかけている。

温度計は室温を知るために毎日見る他、台風襲来時は気圧計をウオッチしている。
 

 画像1温湿度計

画像1 気象計、上から順にアナログの温度計、気圧計、湿度計 

マンション転居後、100均の目安計(温湿度計)をリビングルーム、キッチン、寝室、洋間、洗面所の5カ所に置いていた。

100均の温湿度計はおおよその温度、湿度がわかるので重宝していた。

 画像2温湿度計








画像2 100均(ダイソー)の目安計(アナログ温湿度計)

今年の猛暑の際、エアコンの電気代を下げたいと考え、室内の温度湿度を知りエアコンの設定温度を定めるため精度の良いデジタル温湿度計に交換した。

画像3温湿度計


画像3 ThermoPro製のデジタル温湿度計 

ThermoPro の仕様

 温度範囲:-5070

 湿度範囲:1090

 温度精度:±1040、その他の範囲±2

 湿度精度:±2%(3080%、その他の範囲±3%)

 快適レベル:顔マークで表示

購入先:アマゾンから800/個前後で購入

2)手持ちの温湿度計の精度

保有する温湿度計、3種類の精度を調べた。


 
画像4温湿度計


画像4 保有する温湿度計の精度を調べた 

温湿度計の温度、湿度表示は画像13を参照。

画像3のデジタル温湿度計の表示の平均値を正しいものとすると、デジタル温湿度計の温度計の誤差は±0.1、湿度計の誤差は±3%。

画像2100均の目安系(アナログ温湿度計)の温度計の誤差は±1程度、湿度計の誤差は±5%程度。

画像1、気象計の温度計の表示はほぼデジタル温度計と同じ。 

これらの結果から、デジタル温湿度計の温度表示は信頼でき、湿度計は誤差があるが家庭で使用するのに問題ない。

100均の目安計は温度計として使えるが、湿度計は参考程度にしかならない。目安計は安価なので湿度計に誤差があることを知った上で使う。

気象計は40年経過しているが温度計は精度を保っており、今後も使用できるだろう。 

 

5.温湿度計の使い方

エアコン使用時に室内温度を推奨温度に保つ場合、勘違いしやすいのは、国が推奨する夏場の室内温度28、冬場20はエアコンの設定温度ではなく、室内の温度なので間違いないようにしたい。 

エアコンの設定温度を28にしても、建物に断熱材が入っていない、隙間が多いなど断熱性能が低い室内、あるいは南向きの部屋で、カーテン、スダレなどの遮熱対策が不十分、室内の大きさに合っていないエアコンの場合などは、エアコンの温度を28に設定しても、室内の温度は28まで下がらない。

冬場は夏場と逆に、設定温度を20にしても、断熱性、気密性が悪いとエアコンを使っても寒く感じる。 

関東以北の寒い地方は、冬場エアコンの代わりにストーブを使うがエアコンと同様に室内温度を推奨温度に保ちたい。

冷暖房を使用する季節、室内で快適に過ごすには部屋に温湿度計が欠かせない。

△ページトップへ戻る
  1. 2023年10月09日 12:30 |
  2. お勧めのグッズ