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人生と生活に役立つトレンディな情報マガジン(愛称:人生トレマガ)

自分の歯を大事にしよう

2008518
雑情報 (6)
    自分の歯を大事にしよう
 
 
1.  歯は健康と楽しみの基本
1)  むし歯から歯周病の予防
毎日の生活を健康でかつ快適に過ごすうえで歯が重要であるとの認識が高まってきている。
数十年前には、歯の病気といえばむし歯をいかに減らすかが重要視されていたが、最近はむし歯よりも歯周病(ししゅうびょう)*1の予防に重点が置かれるようになってきた。
 
*1 歯周病:歯と歯茎(はぐき)の間のポケットに細菌の塊である歯垢(しこう)が付着する。この歯垢に含まれる歯周病菌により、歯茎の炎症を起こし次第に歯を支えている歯茎を痛めていく。その進行は徐々に進行するため、いつのまにか歯茎が小さくなる。高齢者では歯茎の後退により歯が伸びてきたように見える。
 また、歯周病は口臭の原因の一つである。
 
2)  歯周病罹患率(りかんりつ)
日本では40歳以上の8割が歯周病にかかっており(歯周病罹患率)、そのまま放置しておくと歯周病により徐々に歯を失い、それとともに、人生の楽しみ中の一つである食生活が単なる栄養を取るだけになりかねない。
 
3)  80歳で自分の歯を20本残す
元気に長生きできている老人は、概して自分の歯をたくさん残している。現在、日本人で80歳以上の高齢者では自分の歯は10本程度しか残っていないが、これを20本以上残して更に長生きしようとの啓発運動が行われている。
 
若い世代ではむし歯により自分の歯がなくなるが、中高年以降になると歯周病によりいつのまにか歯が抜け落ちていくため、主として若い世代ではむし歯予防、40代以降ではむし歯予防に加え歯周病対策が重要である。
 
4)  歯の咀嚼力(そしゃくりょく、食べ物を噛む力)
    咀嚼力の差は歴然としている
自分の歯が全部残っている-------- 咀嚼力は100
1本歯が抜けただけで--------------- 咀嚼力は 80
奥歯が抜け落ちた場合 ------------- 咀嚼力は 40
総入れ歯  ------------------------------ 咀嚼力は 40
 
咀嚼力が減少すると、固いせんべい、ナッツ類、ゴボウ、肉類をかんだり、引きちぎったりする力が弱くなるため、栄養価の高い食品を敬遠しがちとなり栄養バランスが崩れてくる。
また、良く噛むことで唾液の分泌量が増加し、歯垢の付着を減らす効果がある。
 
歯周病とメタボの関係
歯周病とメタボリック症候群の危険因子(以降、メタボ因子)である肥満、高血糖、高血圧、高血中脂質、低HDLコレステロールとの因果関係が明確となった。
メタボ因子をたくさん保有している人ほど歯周病にかかる割合が高く、メタボ因子が4つ以上保有している場合には、メタボ因子がない人よりも6.6倍も歯周病にかかっていた。
逆に、歯周病にかかっている人程メタボになりやすいとも言える。
 
よって、歯を失う原因となるむし歯、歯周病にかからないようにすることが大事である。
 
 
2. 健康な歯を保つには
1)  歯磨きの励行
  むし歯や歯周病にかかっていない健康は歯を保つには、日々の歯磨きが基本となる。
 
  歯磨きの要点は
a)  歯磨きの効果は歯垢の除去のほか歯茎のマッサージを行うことにある。
b)  一般に歯ブラシの力の入れすぎが多いので、適度な強さで磨くこと。
c)  歯磨きでは、奥歯の側面の汚れ落としを着実に
d)  歯磨き粉の使用の可否、使用する量の加減については専門家で意見が分かれている。今まで自分で使っている歯磨き粉でむし歯や歯周病の進行がなければ、従来通りでよいと思われる。
e)  歯ブラシの交換時期は、目安として1ヶ月程度。
f)   歯ブラシと電動歯ブラシとで汚れ落としの効果にあまり差はないようである。
g)  歯ブラシに加え、デンタルフロスや歯間ブラシなどを併用すると歯垢が良く取れる。
h)  洗口液は、歯磨きの補助手段であり歯磨きの代替はできないため、就寝前の歯磨き後に使うのが効果的である。洗口液は口腔内の悪い細菌と同時に良い細菌も殺すので効果を過信しないこと。
                                                              
2) 良い歯科医へ通う
a)   歯垢は毎日の歯磨きでは除去できず着実に歯と歯茎のポケット部に付着し歯石(歯垢が石灰化したもの)となるので、望ましくは6ヶ月毎に歯科医へ出向いて歯石除去を行うこと。
 
少なくとも1年に1回はむし歯、歯周病のチェックと歯石除去のため歯科医へ出向くことが結局、年をとっても自分の歯がたくさん残る秘訣である。
b)   むし歯、その他の治療で歯科医へ通院し治療が終った最後に歯石除去を行うこと。
c)   数年前から歯科医でもインフォームドコンセプトとして治療前に治療の方法、費用その他を伝えたりしている。
歯医者でどの程度良く磨けているかのチェックを行ったり、歯ブラシによる磨き方の指導も行っているので、良く聞いて実践すること。
d)   自分の歯を守るために、かかりつけの良い歯科医を決めることが必要。
  良い歯科医は、極力自分の歯を残し、むし歯では削る量を少なくして詰め物のアマルガムを充填する。詰め物が取れた場合でも付けなおしたり、再度詰め物で処置する。安易に自分の歯を大量に削り王冠を被せたりしない。抜くのはむし歯がひどくなりすぎて充填、王冠で対処できなくなった場合だけである。
  歯科医の椅子に座ったとたん、すぐに抜かないと駄目とか言って抜きたがる歯科医はやぶ医者なので、即、治療を断って別の正直な歯科医へ代わらないと、いつの間にかまだ使える歯を悪徳歯科医により失うこととなる。
 
 
3. 事故などで歯が抜けたら
万一、事故などで歯が抜けた場合30分以内に抜けた歯を歯科医へ持っていくと元に戻せるので、是非、覚えて置くように!
 
a)   歯が折れた場合
折れた歯を持ってできるだけ早く、30分以内に歯科医へ直行する
b)   歯がそのまま抜けた場合
抜けた歯の組織が死なないように、折れた歯は水道水で短時間洗い(長い時間洗うと水道水の塩素で組織が死ぬため)すぐに自分の口に入れて自分の唾液で歯の組織が死なないようにすることが要点。
できるだけ早く歯科医へ直行すること。
 
これ、自分以外の家族全員に教えておくこと。家族がいつも一緒に居るとは限らないので子供も含めて教えておく。
 
 
4. 親知らず
20歳代後半になると、奥歯の上下にそれぞれ親知らず1本ずつ合計で4本生えてくる人が多い。
生えてきた親知らずを抜くのか、そのままにしておくのかの判断はなかなか難しいが、親知らずの影響が無いようであれば無理に抜く必要はないが、日常生活に影響を与えるようなら抜いた方が良いようである。
 
 
参照資料
雑情報を作成するにあたり、参考となる/参考にした新聞、雑誌などの出典元、年月日、タイトルを載せる。
 
 
1.  歯は健康と楽しみの基本
日本経済新聞   200815     医食同源 歯は栄養素をとる源
                                                              
読売新聞      20084912   健康プラス
                                   歯と口をきれいに 1  かかりつけ医を持とう
                                   歯と口をきれいに 2  生活習慣改善も必要
                                   歯と口をきれいに 3  口臭原因二つに大別
                                   歯と口をきれいに 4  治療の恐怖麻酔で軽減
 
日本経済新聞   2007115    体とこころの通信簿 歯周病
                                                           肥満や高血圧と深く関係か
 
2.  健康な歯を保つには
日本経済新聞   2007527    健康 丈夫な歯保つには
                                                           歯ブラシ 奥歯もきちんと
                                                           歯磨き粉 むし歯予防にフッ素有効
                                                           洗口液 夜寝る前の歯磨き後に
 
日本経済新聞   2007310     HEALTH AND BEAUTY
                                                           歯磨き大丈夫?
                                                           補助具で歯周病防ぐ
 
Nikkei Business 200643      心と体 診察室
                                                           歯垢除去と歯ブラシ
 
3. 事故などで歯が抜けたら
読売新聞       2008411     歯科医つれづれ記 17
                                                           歯が抜けたら「30分ルール」
 
4. 親知らず
日本経済新聞    2007129     元気のひけつ 親知らず
                                                           不快なら抜歯がお勧め

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  1. 2013年01月06日 18:28 |
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