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納税者はふるさと納税により地域の特産品をもらおう (概略200万円以上の年金受給者も恩恵を受けられる)

2018103

雑情報 (80)

納税者はふるさと納税により地域の特産品をもらおう

 (概略200万円以上の年金受給者も恩恵を受けられる)

 要旨

1.ふるさと納税をするに至った経緯

* ふるさと納税はサラリーマンや資産家などのみ利用できるのみならず、年金受給者であっても、納税していれば利用できる。

* ふるさと納税について知っていれば、特典の恩恵を受けられたのに・・・

「知らないって恐ろしい!」とつくづく感じた次第。

* ふるさと納税に要する費用は2,000円と確定申告あるいはワンストップ特例制度の手間だけですむ。

 

2.納税者はふるさと納税の特典を活用しよう!

* サラリーマン、年金受給など所得の種類に関係なく税金を払っている世帯は、ふるさと納税制度を利用すると、納める税金の総額は変わらないが(納付先の自治体が変わるだけで、税金の総額は変わらない)、ふるさと納税をした自治体から返礼品をもらえる。

 

3.ふるさと納税の仕組みから手続き

* ふるさと納税は、納税者が控除上限額以内で寄付をすると2,000円の負担で所得税の還付と住民税の控除を受けられる。

* 最初に源泉徴収票、確定申告書などで税金を納めていることを確認する。

* 次に、ふるさと納税金額は、控除上限額がいくらかを確認する。

納めた税金の金額以上に控除されることはない!

* ふるさと納税の申請はサイト経由クレジットカード払いが便利。

* ふるさと納税は全国どこの自治体にも寄付ができ、地方の特産品が得られる。

* ふるさと納税先を決めるのに返礼品の内容、還元率は重要な要素。

* 返礼品の送料(梱包・輸送費)は無料。

* 返礼品の量、特に冷凍品に注意し冷蔵庫の空きを確認しておく。

* ふるさと納税額が数万円以上となる場合、一度にまとめて行うのではなく、返礼品を受け取る日を考慮し、ふるさと納税の自治体、時期を変更する。

* ふるさと納税も突き詰めると金持ち優遇となっており制度の見直しが必要。

* ふるさと納税後の手続きはワンストップ特例制度を用いるより確定申告がお勧め

* 何事も自分で情報を入手し、手間と時間をかけて物事を進めると、極限まで利益を高めることができる。

最悪なのは、知らないとまったく利益を得られない、すなわち、無知は大損。


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1.ふるさと納税をするに至った経緯

1)今年の確定申告の状況

今年(2018)の確定申告はe-Taxを利用した。

 

昨年(2017)までは、私の厚生年金しか所得がなく税金を納めていなかったが、今年(2018)から家内が国民年金を受給し始めたことから、年金額が増え税金を納めた。

 

2)ふるさと納税のニュース

20189月末のニュースで総務省がふるさと納税のお礼の品(返礼品、お礼品と同義語、以降返礼品と呼ぶ)の金額が、総務省の推奨している寄付金の30%を超えている自治体がまだあると報道していた。

 

毎日新聞、ふるさと納税 ついに法規制 返礼品30%超の自治体除外、

2018912日  https://mainichi.jp/articles/20180912/k00/00m/020/168000c

 

ふるさと納税をネットで調べたところ、税金を納めている国民はだれでも自分の寄付したい自治体へふるさと納税ができ、返礼品として自治体から特産品をもらえる。

 

ふるさと納税用ブログ画像1

画像1 総務省 ふるさと納税ポータルサイトから引用 (2018102)

http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/080430_2_kojin.html

 

3)年金受給者でも納税していればふるさと納税の恩恵を受けられる

今回ふるさと納税について調べるまで、ふるさと納税はサラリーマンや資産家などのみ利用できる特典とばかり思っていた。

 

年金受給者であっても、納税していればふるさと納税を利用できることに気づいた。

もっとはやくふるさと納税を知っていれば、昨年、ふるさと納税できたのに・・・

 

「知らないって恐ろしい!」とつくづく感じた次第

 

ふるさぽ、年金受給者がふるさと納税する時の注意点とは? 2017710

https://furusapo.fururi.jp/article/shikumi-seido-tetudukigaido-nenkinjyukyusyagafurusatonouzeisurutokinotyuuitentoha/

 

4)年金受給者の我が家に当てはめる

所得が年金のみの我が家にあてはめると、今年(2018)の夫婦の年金受給額、各種控除は昨年とほとんど変わらないので、今年の納税額は昨年(2017)と同額の16,000円程度。

 

ちなみに、16,000円をふるさと納税すると、自治体から返礼品として和牛のステーキ肉を24枚、あるいは米1015kgなどをもらえる。

自治体により還元率が異なるが、総務省の通達による還元率30%とした場合

16,000×0.34,800

に相当する返礼品となる。

 

さとふる、人気お礼品ランキング、(2018101)

https://www.satofull.jp/products/ranking.php?cnt=60&p=1

 

5)ふるさと納税にかかわる費用と手間

ふるさと納税に要する費用は2,000円と申告(確定申告あるいはワンストップ特例制度)の手間だけですむ。

 

 

2.納税者はふるさと納税の特典を活用しよう!

サラリーマン、年金受給など所得の種類に関係なく税金を払っている世帯は、ふるさと納税制度を利用すると、納める税金の総額は変わらないが(納付先の自治体が変わるだけで、税金の総額は変わらない)、ふるさと納税をした自治体から返礼品をもらえる。

 

なにもしなければ、特典を受けることができないが、ふるさと納税をした人のみが特典を受けられる。

知識や情報は、知っているだけではだめで、実際に使ってみないと生活などに役立たない。

 

納税者はふるさと納税を利用し、地方の牛肉、豚肉、海産物、果物などの返礼品を入手しよう。

 

 

3.ふるさと納税の仕組みから手続き

ふるさと納税にあたり、仕組みを理解して利用しよう。

 

ふるさとチョイス、ふるさと納税とは? 2018101日)

https://www.furusato-tax.jp/about/choice

 

1)納税者は控除限度額以内でふるさと納税をする

ふるさと納税は、納税者が控除上限額以内で寄付をすると2,000円の負担で所得税の還付と住民税の控除を受けられる。

 

納税していることを確認

最初に源泉徴収票、確定申告書などで税金を納めていることを確認する。

この時点で、税金を払っていない概略200万円以下の年金受給者などは、除外される。税金を納めていないのに、勘違いしてふるさと納税をしても寄付扱いとなり税金は還付、控除されない。

 

控除限度額を確認

次に、ふるさと納税金額は、控除上限額(自分が納めた税金額が上限となる)がいくらかを確認する。

納めた税金の金額以上に控除されることはない!

 

昨年(2017)、確定申告をしておれば、目安として給料、年金額があまり増減してなく、各種控除金額も変わらないようであれば、昨年度の納税額が控除額の上限となる。

 

控除額の上限は、以下のサイトを参照すればわかる。

各種控除、特に医療費控除、住宅ローン控除、生命保険控除分などの控除を差し引くことを忘れないように!

 

ふるさとチョイス、「ふるさと納税」還付・控除限度額計算シミュレーション、(2018101日) https://www.furusato-tax.jp/about/simulation#simulation-detail-link-pc

 

なお、控除額の上限を超えてふるさと納税をしても、超えた分は寄付となるので、控除額の上限を超えないようにする。

意図しない寄付を避けるには、控除額上限の12割少ない金額の目安としてふるさと納税をするとよい。

 

2)ふるさと納税の申請はサイト経由クレジットカード払いが便利

ふるさと納税は、ふるさとチョイスさとふる楽天ふるさと納税などのふるさと納税サイトを経由してクレジットカードで支払うのが簡単で便利。

 

ふるさと納税をする自治体への銀行振込、あるいはコンビニ払いは手続きが面倒で手数料もかかる、手続き完了までに日数を要するなどから、現在は支払いの大半がクレジットカード扱いとなっている。

 

クレジットカード払いにすると、支払手数料は無料、カードのポイントも得られるのでお得である。

 

ナビナビクレジットカード、ふるさと納税はクレジットカード払いでお得!手続き方法をわかりやすく解説、201832

https://navinavi-creditcard.com/furusato-nozei-2246

 

3)ふるさと納税をした自治体から返礼品がもらえる

全国どこの自治体にも寄付ができ、地方の特産品が得られる

全国どこの自治体にふるさと納税してもよいため、還元率が高い自治体の返礼品に人気がある。

 

ふるさと納税先を決めるのに返礼品は重要な要素

10,000円のふるさと納税をする際、還元率20%、2,000円の返礼品より還元率が80%、8,000円の返礼品を選ぶのは、節約生活をしているサラリーマン、つつましい生活をせざるを得ない年金生活者なら当たり前。

 

ネット上には、還元率の高い自治体のランキング、人気の返礼品のランキング、肉、米、果物など品目別の還元率のランキングなどが百花繚乱しており、サイトを見比べながらお気に入りの返礼品を探すのは楽しい。

 

返礼品の中に、普段食べる機会が少ない高級食材の和牛ステーキ肉、カニ、ウナギの蒲焼き、メロン、地元の銘菓、銘酒、ワインなども含まれており、家族でワイワイ言いながら選ぶことができる。

もちろん、返礼品に普段スーパから購入しているのと同等の豚バラ肉、鶏肉の塊、魚介類なども揃っているので生活の足しになる。

 

Soldie201810月】還元率125%も!還元率で選ぶお得なおすすめ「ふるさと納税」特産品ランキング2018102

https://soldie.jp/setsuzei-nouzei/furusato-nouzei-unagi-ranking

 

返礼品の送料は無料

通常ネットを通して物品を購入する際、送料の要否を考慮するが、返礼品の場合、原則、冷凍品を含め梱包、輸送費は無料である。

 

返礼品が自宅へ送られてくる配達予定日は、返礼品により異なるので、ふるさと納税する前に配達予定日を確認しよう。

 

返礼品の量、特に冷凍品に注意

返礼品は一度に送られてくるため梱包を含めると相当な容量となる。

冷凍品の肉、魚介類は冷凍室に空きスペースがないと保管できなくなるので注意する。

例として豚肉に切り落とし4kgの場合、500gずつパッケージされているとかなりの量なので、ふるさと納税をする前に、容量、パッケージの内容を確認し、冷凍室の空容量を確保しておこう。

 

ふるさと納税額が数万円以上となる場合、一度にまとめて行うのではなく、返礼品を受け取る日を考慮し、ふるさと納税の自治体、時期を考慮する。

 

ふるさと納税も突き詰めると金持ち優遇

年収1,000万円を超えるサラリーマンは、10万円以上をふるさと納税することができる。

高所得者はふるさと納税をして送られてくる返礼品により、1年間家族が食べる米を購入する必要がない、毎月和牛の高級ステーキを楽しむことなどができる。

 

高所得者はたくさん納税しているので、見返りが多いのは当たり前であるが、低所得層のサラリーマン、年金生活者の立場から眺めると、ふるさと納税は貧乏人にはささやかな生活の足しにしかならないが、金持ちほど得をする、富める者をより優遇している納税制度と言える。

 

ふるさと納税も、自治体の返礼品の還元率が高すぎる問題、高所得者ほど得をする返礼品など、制度設計の見直しをしなければならないと思う。

ふるさと納税の原点、すなわち寄付の原点に立ち返り、返礼品を止める、返礼品はふるさと納税額の1割以下、ふるさと納税額に上限を定めるなど・・・

 

PRESIDENT Online、もはや"官製通販"ふるさと納税で損する人、2018514日  https://president.jp/articles/-/26017

 

4)ふるさと納税後の手続き

ふるさと納税後、確定申告、あるいはワンストップ特例制度を用いて申告すると、2,000円を超えた分の寄付金が所得税と住民税にわかれて控除される。

 

ふるさと納税後の手続きは確定申告がお勧め

確定申告とワンストップ特例制度のいずれかで申請しなくてはならないが、確定申告の方がメリットが多い。

 

確定申告なら、ふるさと納税以外の医療費控除、生命保険料控除、住宅ローン控除など他の控除もまとめてできるので絶対に得となる。

ワンストップ特例制度は、手続きが簡単であるが、控除できる税金を完全には控除できない。

 

税金は、法律に合致した節税対策を自ら行うことで利益を最大限まで高めることができる。

 

ふるさとチョイス、ふるさと納税 確定申告ガイド、(2018101日)

https://www.furusato-tax.jp/about/tax_return

 

DIAMOND ONLINE、年金生活者が確定申告をしないと大損する理由、2017628

https://diamond.jp/articles/-/133399

 

何事も自分で手をかけただけ利益が上がる

何事も自分で情報を入手し、手間と時間をかけて物事を進めると、極限まで利益を高めることができる。

二番目は知っていても、手間がかかる、時間がかかるなどにより簡略な方法、手続きで済ますこと(利益の一部を取りこぼす)。

三番目は知っていても、他人に手続きなどを依頼すること(別途、手数料など余計な費用を支払うことになる)。

最悪なのは、知らないとまったく利益を得られない、すなわち、無知は大損。

 

 

参照資料

雑情報を作成するにあたり、参考となる/参考にした新聞、雑誌、サイトなどの出典元、年月日、タイトルを載せる。

 

全般

お得なふるさと納税ランキング、年金受給者でもふるさと納税はできる? 2018215日  https://otoku-furusatonozei.com/?p=1593

 

ZUUonline、ふるさと納税のデメリット・注意点 損するのはどんな場合? 2018531日  https://zuuonline.com/archives/185480

 

ZUUonline、「ふるさと納税」よくある9つの誤解 納税分は年末調整される? 20171213日  https://zuuonline.com/archives/182036

 

ふるさとチョイス、かんたん!「ワンストップ特例制度」、(2018101日)

https://www.furusato-tax.jp/about/onestop

 

COLOの部屋、ふるさと納税で得をするのはダメ!法改正でラストチャンス!大混乱、(2018102)

https://korekaranojinsei.net/government-furusato

 

COLOの部屋、ふるさと納税の仕組みを簡単に理解して損しない方法を徹底解説|図解付き(2018102)

https://korekaranojinsei.net/tax-return-furusato


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  1. 2018年10月03日 22:11 |
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