今後の人生と日常生活に役立つトレンディな情報、知っておくとためになることを具体的にわかりやすく説明。

人生と生活に役立つトレンディな情報マガジン(愛称:人生トレマガ)

目次 健康・長生き (ライフプラン、保険) 

番号

タイトル

情報番号

サブタイトル

発行年月日

241

高齢者、健康維持、テレビ、健康情報、運動、徒歩

雑情報 (79)

高齢者はテレビで放送される健康情報をうのみにせず、健康維持のために歩こう2018年9月19日

227

個人賠償責任保険、自転車事故、マンション管理組合

雑情報 (69-4)

日常生活時や自転車の事故に備え個人賠償責任保険に必ず入る2017年11月24日

226

火災保険、地震保険、保険の見直し

雑情報 (69-3)

日本は災害が多いため火災、地震保険に加入しよう。保険のルールが変わったので火災保険を見直そう。2017年11月2日

225

アフラック、がん保険、トラブル、解約

雑情報 (69-2)

アフラックの古いがん保険は不払いが多発、解約し返戻金を受け取るのが得2017年10月19日

224

県民共済、国民共済、見直し、解約

雑情報 (69)

60歳を越えたら、県民共済、国民共済を見直し解約する2017年10月11日

233

カーテン、遮光性、睡眠、後付け、裏地カーテン

雑情報 (72)

カーテンの遮光性を高め、快適な睡眠を確保する (既存のカーテンに遮光1級の裏地カーテンを追加)2018年4月27日

231

ヒートショック、浴室、洗面所、トイレ、暖房機の設置

雑情報 (63-3)

ヒートショックを和らげるため浴室、洗面所及びトイレに暖房機を設置しよう2018年2月7日
189

長生き

生き方 ストレス

雑情報 (58-4)

高齢者は好奇心、前向きの考えを持ち長生きしよう

20141124

188

長生き

病気 けが

雑情報 (58-3)

健康的に過ごすには病気、けがにならないよう事前の予防が大事

2014117

187

長生き

食事 運動 歯

雑情報 (58-2)

健康に長生きするための秘訣は食事、運動、歯を失わない

2014111

186

健康寿命

情報

雑情報 (58)

健康寿命を延ばし、自分のお金と時間を好きに使おう

20141023

20

ライフプラン

健康

ライフプラン (6-6)

ライフプランの追加資料 5

健康維持のための新情報

2008915

11

ライフプラン

健康

ライフプラン (6-5)

ライフプランの追加資料 4

健康維持のための情報入手

20071230

7

ライフプラン

資産

ライフプラン (6-4)

ライフプランの追加資料 3

金持ち家族、貧乏家族

2007617

3

ライフプラン

健康

ライフプラン(6-3)

ライフプランの追加資料 2

健康維持

2007212

2

ライフプラン

定年後

ライフプラン(6-2)

ライフプランの追加資

保険

20061231

1

ライフプラン

人生設計

ライフプラン(6)

ライフプランの作成、

20061228

 

関連タイトル

250

歯みがき、新常識、うがい無し、毒出しうがい

雑情報 (6-6)

健康な歯を維持するための最新情報2019年5月25日
156

長生き

雑情報 (6-5)

歯を大事にすることは、長生きするための最善の策

20121219

120

歯みがき

むし歯

雑情報 (6-4)

歯磨きの新常識!歯磨きは食後30分空けてから

2012216

22

むし歯

予防

雑情報 (6-3)

むし歯予防の具体例

20081116

19

むし歯

予防

雑情報 (6-2)

むし歯予防の新事実

2008913

17

寿命

雑情報 (6)

自分の歯を大事にしよう

2008518


  1. 2021年05月05日 14:10 |
  2. 健康(ライフプラン 保険)

巣ごもり生活は従来の社会活動、暮らし方を見直す良い機会となった

 2020623

雑情報 (83-3)

巣ごもり生活は従来の社会活動、暮らし方を見直す良い機会となった

 要旨

1.新型コロナウイルス感染の状況と展望

* 国内の感染拡大は収まりつつある。

* 外出時のマスク着用、ソーシャルディスタンスの確保、感染の可能性が高い施設への立ち入りを控えるなどが守られている限り爆発的な感染拡大は起きないだろう。

* 日本人のコロナ感染者、死亡者数が大変少ない要因は、天変地異が多いため常に最悪の事態を想定しながら生きていかなければならない国民性による。

* 海外は感染収束よりも経済回復を優先しており、コロナの第2波が懸念される。

* 各国ともコロナに関し偏向した報道をしている。

* コロナ禍から脱却できるのは治療薬、ワクチンの認可と量産体制が整う来年以降。

* それまでコロナと共生していくよりほかなく、制限された社会活動、生活が続く。

* 当然、東京オリンピックは中止となるだろう。 

2.非常事態宣言下での巣ごもり生活

* 非常事態宣言の発令後、国民は数か月間コロナに感染、拡散しないため、外出を控える生活を強いられた。

* 日本経済新聞電子版、「お金や断捨離 在宅生活の発見」に自宅での巣ごもり生活の実態がまとめられている。

* 巣ごもり生活は従来の社会活動、暮らし方を見直すよい機会となった。

* 今後、コロナの第二、三波が襲ってきたときに、今回の経験が生かせる。コロナが終息しても、命の危険を感じながら過ごした経験はきっと生き方の参考になる。 

3.我が家の自粛生活

* 断捨離はコロナ禍前に終えていたのでしなかった。

* 今後は家電品の買い替え、IT機器の更新を行う。

* ネット環境、操作性を改善し、パソコンなどの使い勝手を良くした。

* IT機器はハードの性能向上、ソフトのアップグレード、新たなソフトの出現が速いので、次々と新しいハード、ソフトへ乗り換えていかざるを得ない。

* 常時IT関係の最新情報を入手し、新たなハード、ソフトに乗り換えていくだけ。

* 当初、テレビの視聴が増えたが、コンテンツに新鮮味がないため見なくなった。 代わりにパソコンで音楽を聴く、ドラマ、映画などの動画を視聴している。

* 無料のNHKプラスに登録し、パソコンでNHKを同時視聴、見逃し配信を見た。

* テレビ放送のほかにケーブルテレビ、動画のサブスクリプションなどいろいろな選択肢がある。

* 最も時間を費やしたのはDIY

* DIYする場合、計画(設計)の段階でほとんどの性能が決まってしまうため図面(スケッチでもよい)がないと思い通りの製品ができない。


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1.新型コロナウイルス感染の状況と展望

1)国内の感染拡大は収まりつつある

新型コロナウイルス(以降、コロナと呼ぶ)の感染者数は、非常事態宣言解除後、東京を除き徐々に減少している。

県外への移動も自由になり普段の生活が戻ってきた。

外出時のマスク着用、ソーシャルディスタンスの確保、感染の可能性が高い施設への立ち入りを控えるなどが守られている限り爆発的な感染拡大は起きないだろう。

 日本人のコロナ感染者、死亡者数が大変少ない要因は、常に天変地異におののきながら生活をしてきており、最悪の事態を想定しながら生きていかなけらばならない国民性によるのだろう。 

2)海外は感染収束よりも経済回復を優先

欧米、中東などは、いまだにコロナの感染者数、死亡者数は日本と比較するとはるかに多いにも関わらず、経済活動を再開する方向に切り替え始めた。

海外のニュースを見ると人々はマスクをしていないし、3密の状況で行動をしており、コロナの第2波が懸念される。 

3)各国ともコロナに関し偏向した報道をしている

コロナ禍を通して、各国の国民性、PCR検査の状況、死亡者数、100万人当たりの死亡率などのデータなどが出そろってきた。

各国とも独自の対策をとっており、どの国のマスコミも自国政府は他国よりも優れた対応をした、国民は政権のコロナ対策に満足しているとの報道がほとんどである。

 例外は日本だけである。

日本のコロナ対策はデータ上からは優れた結果を示しているのに、国民は満足していないし、国内外の報道機関はいまだに一部の悪い数値だけをもとに日本政府の対処はダメだと叫んでいる。 

4)コロナ危機から脱却できるのは早くても来年

コロナは治療薬、ワクチンともに開発、治験中であり、各国の認証待ちの状況である。すでに量産体制に入っているため承認されるとすぐに使われるだろうが、世界中で使われるのは早くとも年末から来年になる想定である。

それまでの間は、コロナとの共生(with Corona)していくよりほかなく、当面、制限された社会活動、生活が続く。

世界各国において数年間はコロナ感染者をゼロにするのは難しいため、東京オリンピックは中止となるだろう。 

 

2.非常事態宣言下での巣ごもり生活

非常事態宣言の発令後、国民は数か月間コロナに感染、拡散しないため、外出を控える生活を強いられた。 

自宅に巣ごもり生活をしながら気が付いたこと、新たに挑戦したことをまとめた記事を紹介する。 

日本経済新聞電子版、お金や断捨離 在宅生活の発見、1000人調査2020530日         https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59633840X20C20A5W01000/ 

日本経済新聞、NIKKEIプラス1、何でもランキング 在宅で見つめ直した日常2020530日(上記と同じ記事) 

多くの家庭で記事と同様なことを実行、現在も継続しているだろう。また、内容のいくつかは試してみたものの3日坊主で早々とやめたこともあったかもしれない。 

全体として巣ごもり生活の中で従来の社会活動、暮らし方を見直すよい機会となったのでは? 

今後、コロナの第二、三波が襲ってきたときに、今回の経験が生かせるだろうし、コロナ禍が終息しても、命の危険を感じながら過ごしてきた経験はきっと将来の生き方の参考になるだろう。 

 

3.我が家の自粛生活

1)断捨離はコロナ禍前に終えていた

サラリーマンを辞めて年数を経過した、勤務先の東京圏から地元へ戻った時に断捨離を実践したため、コロナ禍に伴う新たな断捨離はしなかった。 

すでに日常生活に必要な物以外は老前整理もかねて不用品は廃棄してしまった。

自宅に残っているのは、必要最低限の家具、家電品、日用品ばかりで、万一それらが破損、故障で使えなくなると困ってしまう。 

2)今後は家電品の買い替え、IT機器の更新

現在使用している家電品のテレビ、冷蔵庫、エアコンなどが壊れたら同等製品に買い替えるだけ。

手持ちの家電品の他に新たな欲しいものは見当たらない。

唯一検討した自動掃除機、ルンバは狭いマンションでは逆に粗大ゴミになりかねないので却下した。我が家では2年前に購入したコードレスのスティック式掃除機が日々大活躍している。 

IT機器のパソコン、スマホ、スキャナー、プリンターは技術の進展、性能向上に合わせて新製品に更新し、時代に取り残されないようにする。 

3)パソコンなどの使い勝手を良くした

5年以上使い続けているウインドウズ7のデスクトップパソコン(従来はOSの大規模変更の度に新規OSのパソコンを購入していた)は、昨年ウインドウズ10へ無償アップグレードした。 

自粛期間中に月刊誌、「日経PC21」を読みながら、ウインドウズ10、オフィス、フリーソフトなどの記事を参考にパソコンの使い勝手を良くした。

更にパソコン、スマホに関する困りごと、便利な使い方をグーグルで検索しパソコンを使い続けている。 

IT機器はハードの性能向上、ソフトのアップグレード、新たなソフトの出現が速いので、次々と新しいハード、ソフトへ乗り換えていかざるを得ない。

常時IT関係の最新情報を入手し、新たなハード、ソフトに乗り換えていくだけ。 

4)パソコンで動画を視聴できる環境

当初、自宅に居る時間が長くなりテレビの視聴、パソコンで動画を見る時間が増えた。

テレビ放送はコロナ禍により、出演者が接近して話す場面がなくなる、2m以上離れる、リモート画面が増えたため違和感満載である。

国内外の新規の撮影、演技が不可となったため放送済みコンテンツの再放送、ダイジェスト版が増えた。

その結果、新規性がなく、1か月前の撮影であっても何となく古い内容のように感じてしまう。 

そうこうするうちに、テレビを見ても新鮮味がないため視聴時間が短くなった。

代わりにパソコンを見る時間が増え、ユーチューブで音楽を聴く、アップロードされたドラマ、映画などを楽しんでいる。 

テレビを録画して見る

コロナ禍の前ま、で放送時間中に視聴することができないドラマ、映画はテレビ内蔵の録画機能と外付けHDDで予約録画し、都合の良いときに見ている。

録画後、見たいコンテンツをコマーシャルを削除できる機能を使い視聴していた。 

レンタルビデオを借りる

10年ほど前までドラマ、映画はレンタルビデオ店に借りに行き見ていたが、最近はネット経由「ぽすれん」からレンタルしてみている。 

NHKプラスの登録(無料、パソコンで同時視聴、見逃し配信)

NHKプラスに登録するとパソコン、スマホでNHKの番組を同時視聴できるのみならず、放送後1週間以内なら、いつでも放送終了後のコンテンツを見ることができる。 

NHKプラスを始めよう、(2020622日)   https://plus.nhk.jp/info/ 

私は4月中旬にネットで利用申し込みをしたら1か月後にID登録が完了した。

時々パソコンでNHKの見逃した番組を視聴している。 

動画のサブスクリプション

無料で視聴できるテレビ放送以外にケーブルテレビ、動画のサブスクリプションなどいろいろな選択肢が増えた 

ドラマ、映画、スポーツ、アニメなどを都合の良い時間にコマーシャルなしで視聴できるアマゾンプライム、HuruNetFlixなどが人気となっている。

コンテンツのジャンル、数などはサービス会社により異なり、毎月5002,500円の料金を払う必要があるため、コンテンツ対料金を勘案し契約することとなる。 

動画トレンド情報、Amazonプライムビデオをテレビで見る方法|はじめてでも簡単な7つの視聴方法、(2020622日) https://movies-trends.com/amazon-prime-video-tv/ 

自粛期間中にアマゾンから物品を購入した際、どういわけかアマゾンプライムの会員に無料登録されていた。2年前も、いつのまにかアマゾンプライムの会員になっていたため、即解約したことがあり、同じことがまた起こった。 

個人的にアマゾンプライムで見たいドラマなどをいつでも視聴できるのは良いが、見られるのは自分のパソコンのみである。テレビで視聴するには別途機器5,000円程度かかる、見たいコンテンツがあるとは限らない、視聴の有無に関係なく500/月支払うのは無駄な出費と考えている。今回は無料視聴期間終了の前に解約するつもり。 

5)最も時間を費やしたのはDIY

快適に過ごすため室内の改修をDIYで行ってきた。 

DIYは事前に改修後の姿を想定し、その形状にするための方法、材質、手持ちの工具、必要な材料などを思い描き概略計画を作る。 

簡単なスケッチを描き、それをもとにネット検索により類似のDIYの参考サイト、画像を調べ、計画を修正していく。

どのような物をDIYするにしても、計画(設計)の段階でほとんどの性能が決まってしまうため図面(スケッチでもよい)がないと思い通りの製品ができない。 

その後、使用する材料、使用する部品のサイズ、価格、入手の容易さから材料を購入し、次に手持ちの工具を使い加工、組み立てていく。 

外観に関しては多少不出来であっても自分で使用するなら問題ない。 

地元に転居してからDIYしたものは、

リビングの窓(1,800W×1800H)にYKKの内窓を取り付け

リビングの吸気口に騒音サイレンサーの取り付け

寝室の窓の障子に中空ポリカの内窓を取り付け

寝室の窓にカーテンボックス、遮光1級の裏地カーテンの取り付け

玄関ドアの内側に断熱材、ザ・スリム及びカッティングシートを貼り付け

洗面所に棚板の取り付け

である。いずれも、設置してから数年経過しているが現在も使っている。 

人生と生活に役立つトレンディな情報マガジン、目次住宅の改修、DIY、(2020622日)  http://composttec.blog.fc2.com/blog-category-53.html 

自粛期間中にDIYしたのは、

エアコン室外機の排気口にルーバーを取り付けバルコニーの壁に直接排気が当たらないようにした

ゴミ分別箱に扉を追加し、使い勝手と見栄えを改善 

これらの詳細は後日、公開する。

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  1. 2020年06月23日 18:59 |
  2. 健康(ライフプラン 保険)

高齢者はテレビで放送される健康情報をうのみにせず、健康維持のために歩こう

2018919

 

雑情報 (79)

高齢者はテレビで放送される健康情報をうのみにせず、健康維持のために歩こう

 

要旨

1.高齢者はテレビで放送される健康情報、宣伝をうのみにしない

* 時間を持て余した高齢者向けの番組が増えた。

* 高齢者の情報入手ツールは新聞とテレビ。新聞は視力の低下により購読を止め、唯一残ったテレビが情報を入手する手段。

* テレビを見ている多くの高齢者はまだ健康そのもの、元気ハツラツとしており、知りたいのは健康を維持し長生きできる健康法。

* テレビ局が視聴率を増やすための不健康な人、半分病人をターゲットとした食事、運動などの対策は健康的に過ごしている高齢者に当てはまらず参考にならない。

* 高齢者は身体、運動機能を増進する必要はなく、現状の体力、機能を維持できるだけでも、老化を遅らせ長生きすることができる。

* NHKの「(ためして)ガッテン」は、客観的に医学的データから導かれた健康情報などをその分野の専門家が登場、情報を提供しており参考になる。

 

2.高齢者が長生きするための秘訣

* 高齢者が健康年齢まで元気に過ごす秘訣は食事、運動、健康管理の3つ。

* 健康の維持に運動が役立つ

* サラリーマン時代はスポーツ、ジム通いにより運動ができるが、引退後はお金がかかる運動はできなくなる。

* 高齢者が余分なお金を使わずにできる運動は徒歩、体操それに自転車。

 

3.徒歩(ウオーキング、散歩)

* 思い立った時にいつでも、どこでも一人でできるのが徒歩の最大のメリット。

* 運動の負荷を増したいなら、歩くスピードを上げる、歩幅を広げるなどで自分に合った運動ができる。

* 運動量は歩く歩数をその日の身体の具合、気分により加減できるのもよい。

* 歩数は「健康日本21プロジェクト」で定められており、それを元に自分に合った歩数を目安にしよう。概略6,0009,000/日が推奨されている。

* 徒歩、ウオーキングの方法は年齢、性別、身体の状況などの個人の体力、体質のみならず、季節、天候、周囲の環境などにより変わるので、自分に合ったやり方をとるのが一番。


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1.高齢者はテレビで放送される健康情報、宣伝をうのみにしない

1)時間を持て余した高齢者向けの番組が増えた

団塊の世代が引退したのを見計らい、テレビで見る時間が増えた高齢者を狙った番組が格段に増えた。

 

若い世代はかなり前からテレビ離れが定着し、決められた時間にテレビを見ることは少なくなり、見たい番組があれば録画やネットで都合の良い時に視聴するのが当たり前となっている。

若者は、勉強、仕事以外の多くの時間をスマホを用い情報の入手、仲間との連絡、動画の視聴、ゲームなどに費やしている。

 

団塊の世代の高齢者も若者に劣らずスマホを使っているが、視力が衰えているためスマホの小さい文字は読みずらくガラケー程度の機能しか利用していない。

 

高齢者の情報入手ツールは、なんといっても新聞とテレビ。

新聞は視力の低下により文字が見えづらくなり購読を止める高齢者が増え、唯一残ったテレビが情報を入手する手段となっている。

一部の高齢者は、画面がパソコンほどではないが大きく、スマホと同様に簡単な操作で使いこなせるタブレットを通して情報を得ている。

 

2)健康情報番組はあらゆる分野を網羅

毎日テレビでいずれかの放送局がPM710時の時間帯に健康情報番組を流している。

 

高齢者が関心があるのは、長生きするための健康法、腰痛、糖尿病、白内障など加齢に伴う目の病気、聴力の低下、高血圧などの病気の予防のほか、脳卒中、心筋梗塞で倒れた場合の救命措置などの情報である。

次に、健康的に過ごすための食事の内容、今はやりの糖質制限、タンパク質の摂取を増やし脂質を減らす、食事の頻度,夕食と朝食の間隔を延ばす、食事は最初に野菜を食べるなど食事の仕方などである。

はたまた、体操、スクワット、筋肉強化のやり方、更に健康診断の数値の見方、検査数値の推移から異常を知る方法など多彩である。

 

3)テレビの健康情報は不健康、半病人向けの対策(治療法)

テレビを見ている多くの高齢者はまだ健康そのもの、元気ハツラツとしている。

健康な高齢者に当たり前の健康維持、長生きの情報を放送してもなかなか見てくれない。

いきおい、視聴率を稼ぐため、高齢者を不安がらせるようなタイトルをつけ、極端な事例を紹介しなんとか見てもらえる算段をしている。

 

肥満を例にとると、どこでも見かける程度の肥満体では被写体としておもしろくないため、ブタ並みに太った人を食事や運動により短期間に痩せさせるような手法を取とっている。

 

実際、ぶよぶよとした肥満体は糖質制限、食事制限、食事の方法、アスレチック、体操、スポーツなどを行いメタボを解消した、痩せた、健康を回復した、筋肉がついたなどで一時的に改善されたようである。

 

4)高齢者が求めているのは健康を維持し長生きできる健康法

高齢者が求めているのは、サラリーマン時代と比較するとちょっと体重が重い、血圧が高め、運動不足であるが、いたって健康的に暮らしている状況を今後も維持し、長生きすることである。

 

前記のような、極度の肥満体を通常の体型に戻すことは、身体のバランスが崩れた人、いわゆる不健康、半病人の身体を平均的な身体に戻す,治すことと同じである。

不健康、半病人を回復、治す行為と健康的に過ごしている高齢者がその状況を長年維持し続ける対策とはまったく別物である。

 

不健康な人、半分病人をターゲットとした食事、運動などの対策を健康的に過ごしている高齢者に当てはめても参考にならない。

 

逆に、高齢者が治療のような急激な食事療法、強度のアスレチック、運動を行うと、効果が効きすぎて健康を害し、身体を痛めるなど病気になりかねない。

 

何事も、「過ぎたるは猶及ばざるが如し(すぎたるはなおおよばざるがごとし)」なので、テレビで紹介された過激な内容を真に受けて真似をしないようにしたい。

 

故事ことわざ辞典、過ぎたるは猶及ばざるが如し、(2018917日)

http://kotowaza-allguide.com/su/sugitaruwaoyobazaru.html

 

5)高齢者は自分に合った穏やかな健康法を続けよう

高齢者は身体、運動機能を増進する必要はなく、現状の体力、機能を維持できるだけでも、老化を遅らせ長生きすることができる。

医学的に安全かつ効果があると証明されていない疑わしい食事制限、食事の仕方、アスレチック、身体機能強化は避けたい。

 

若い世代は、身体を痛めた、骨折したりしても治りが早く元に戻るが、高齢者は身体の一部でも損傷すると、回復するのに日数がかかるのみならず、元通りにならないこともある、痛みが続くなど思いもしない障害に一生悩まされることになるかもしれない。

 

高齢者は個人により身体、運動機能に大きな差があるため、自分に合った穏やか健康法を続けよう。

自分の年齢、今までの運動などの経験を勘案し、若い世代、同じ年齢の高齢者と比べ競争して、追いつこう、上回ろうなどと考えず、マイペースで人は人、自分は自分だと言い聞かせ、絶対に無理、無茶をしないで身体、運動機能の維持を図りたい。

 

ダイヤモンドオンライン、中高年からの運動は物足りないくらいがいいワケ、2015125日  http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151205-00082526-diamond-sci 

ヤフーニュース、ALL About10分でも効果あり?「適度な運動」の目安、2018826日  https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180826-00012858-nallabout-hlth

 

ヤフーニュース、AERA dot. はりきりシニアは要注意 「運動しすぎ」のリスクとは?〈週刊朝日〉、2018826

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180823-00000014-sasahi-hlth

 

6)テレビの受けを狙った健康情報、宣伝をそのまま信じない

テレビに登場するのは、見慣れたMC(司会者)がお笑い芸人をひな壇に並べ、芸人の体験、診断のデータをもとに解説する内容ばかり。

権威づけをするため、タレントと化した特定の医者が登場、解説しており、健康情報番組というより、高い視聴率を得たいだけのお笑い番組化している。

 

唯一、NHKの「ためしてガッテン」のみが、客観的に医学的データから導かれた健康情報などをその分野の専門家が登場、情報を提供しており参考となる。

 

更に、民放の健康情報番組の途中に効果があるかどうかがわからない健康食品をコマーシャルで流しており番組の内容自体の信頼性がなくなっている。

有名人が語りかけるコマーシャルの横に、読めないほどの小さな文字で「個人の感想ですあり、商品の効能を確約するものではありません」と記載していることが即ち、この健康食品は効果が疑わしいことを示している。

 

効果があるのはごくわずかな人しかない健康食品を、万人に効果があるがごとく宣伝している誇大宣伝商法に騙されないようにしよう。

 

NHK ガッテン、健康、(2018917)

http://www9.nhk.or.jp/gatten/health/

 

 

2.高齢者が長生きするための秘訣

高齢者が健康年齢まで元気に過ごす秘訣は食事、運動、健康管理の3つ。

以下に運動についての情報をまとめた。今後、食事、健康管理について載せる。

 

1)健康の維持に運動が役立つ

運動など身体を動かすことが健康に良いことはわかっているため、誰もが年齢に関係なくなんらかの運動をしている、あるいは運動することを心がけている。

 

2)サラリーマン時代の運動

一昔前まで移動手段は徒歩が多かったため、あえて運動をしなくとも歩くことが運動代わりとなっていた。

歩く行為は、日本が車時代になり日常生活の中で減少した。

 

その中にあっても、スポーツを趣味としているサラリーマンは、スポーツを楽しむ、よりうまくなるために練習をする、試合に出るなどにより能動的に身体を動かしている。

あるいは、会社の帰りにスポーツジムに通い汗を流す、休日にジムへ行き身体を動かす、鍛えることで運動をしている人もいる。

 

しかし、スポーツを実践しているのは会社勤めの期間、スポーツジムに通うのも会社の帰りなどに限られているのが現実である。

 

3)引退後は金銭的余裕がなくなり続けられない

会社を引退すると、社内の趣味の仲間が一挙に減る、帰宅時のジムへの寄り道が途絶えるのみならず、趣味、ジム通いにかかる費用を出す余裕がなくなってしまう。

 

実際、趣味を楽しむ、ジム通いには何かとお金がかかる。会費、決められた衣装代、道具代、競技への参加費、交通費など・・・更に、趣味やジムの仲間との飲み会なども断ることが難しい。

 

世の中、「金の切れ目が縁の切れ目」が常であり、引退後も趣味、ジム通いを続けられるのは、老後のお金に苦労することがない一部の富裕層に限られる。

 

多くの引退したサラリーマンは、勤続中に貯めた資産と受給する年金の範囲内で寿命が来るまで過ごせるようやりくりしているのが実情である。

趣味のスポーツ、ジム通いが続けられるは、退職金をもらったばかりで資金が潤沢だと思い込んでいる(勘違いしている)引退後数年間ぐらい。

 

もちろん、スポーツ、ジム通いをきっかけに同じ趣向の仲間を見つける、共に楽しめる、異性と知り合えるチャンス、スキルの向上を目指せるなど多くのメリットがあるが、金銭的余裕がないと続けられない。

 

4)引退後にお金をかけずにできる運動

引退後、自由な時間は格段に増えるが、贅沢な物や事にはお金をかけられない。

 

余分なお金を使わずにできる運動は徒歩、体操それに自転車。

このほか、居住地の近くに高齢者向けの運動器具を備えた公園や公共のアスレチックジムがあれば無料ないし安い料金で利用することができるが、利用者はほんのわずか。

 

 

3.徒歩(ウオーキング、散歩)

1)徒歩のメリット

思い立った時にいつでも、どこでも一人でできるのが徒歩の最大のメリット。

 

運動の負荷を増したいなら、歩くスピードを上げる、歩幅を広げるなどで自分に合った運動ができる。

運動量は歩く歩数をその日の身体の具合、気分により加減できるのもよい。

 

徒歩は手軽にできる他に、特別な用具、道具を必要としないため費用が掛からない。

普段履き慣れたカジュアルシューズ、運動靴でまったく問題なく徒歩ができる。

 

日常生活の中の、空き時間をネット閲覧、テレビ視聴でなんとなく時間つぶしをしているなら、外へでかけると違った世界が見えてくる。

気分転換、自分の周りの状況を知る、いつも見慣れた風景にも四季折々の移り変わり、時代の流れにより変わっていく様子が感じられる。

 

2)徒歩の歩数

歩数は、厚生省の「健康日本21プロジェクト」で定められており、それを元に自分に合った歩数を目安にしよう。

 

1 健康日本21の目標歩数

年齢

男性

女性

2064

9,000

8,500

65歳以上

7,000

6,000

 

エスポ、健康になるための最適な歩数とは?普段の生活から多く歩くための工夫5選、2018329日  http://esponavi.com/helth/number-of-steps/

 

SORA, 11万歩の謎、(2018917日)

http://www.kyowa-kirin.co.jp/kayumi/kansen/sora/exercise/17spring/column01.html

 

3)徒歩、ウオーキングの情報

徒歩、ウオーキングの方法は年齢、性別、身体の状況などの個人の体力、体質のみならず、季節、天候、周囲の環境などにより変わるので、添付の情報を参考に自分に合ったやり方をとるのが一番。

 

介護ポストセブン、認知症予防にも!ウオーキングで得られる4つの健康効果と正しい歩き方3つのコツ、2017411日  https://kaigo.news-postseven.com/4458

 

健康長寿ネット、高齢者に適したウォーキングとは、(2018917日)

https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/shintai-training/koureisha-walking.html

 

4)日常生活の中の隙間時間に身体を動かす

CNN.co.jp、座り続ける生活で死亡リスク増、「30分毎に運動を」 米研究、

2017912日  https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170912-35107140-cnn-int

 

NIKKEI STYLE, 健康づくり、中高年、運動前はストレッチ ラジオ体操も効果的、

20161112

https://style.nikkei.com/article/DGXKZO09427670R11C16A1W13001?channel=DF140920160919

 

 

参照資料

雑情報を作成するにあたり、参考となる/参考にした新聞、雑誌、サイトなどの出典元、年月日、タイトル、ウエブページのアドレス(URL)を載せる。

 

1.高齢者はテレビで放送される健康情報、宣伝をうのみにしない

NIKKEI STYLE, 老後の二大不安、健康とお金の共通点、201698

https://style.nikkei.com/article/DGXMZO06648720Q6A830C1000000?channel=DF280120166581

 

2.高齢者が長生きするための秘訣

日本経済新聞、200626日、健康、「体を動かす」日常生活を、生活習慣病リスク低減、買い物や掃除も効果、決まったスポーツに頼らず

 

日本経済新聞、20101219日、ほどほど健康術、運動の効用、薬にも勝る

 

日本経済新聞、201059日、 ほどほど健康術、運動にがん予防効果

 

3.徒歩(ウオーキング、散歩)

ロクエン、高齢者にオススメな運動5つ。高齢になっても運動で健康に過ごそう、20151016日  http://rokuen.com/kokoureisha-undou-705

 

シニアライフを楽しむ、意外と知らない!? 高齢者が運動をするうえでの注意点、2016530日  https://www.n-r-h.biz/jti/blog/695/

 

日本経済新聞、2018711日、ライフサポート、「速歩」で手軽に筋力アップ 大股で歩幅は65cm、正しい姿勢もポイント、シニヤでも自分のペースで、脳に刺激、認知症予防にも

 

日本経済新聞、2007915日、HEALTH AND BEAUTY ウオーキングの基本、歩き方次第でいい運動に

 

日本経済新聞、2007812日、健康ウオーキング、正しい姿勢、

余計な力かからず

 

日本経済新聞、2007819日、健康ウオーキング、良い歩き方、

疲労を防ぐ第一歩

 

日本経済新聞、20101010日、暮らしの達人モンジロー、ウオーキング上達術、少し大股で背筋ピンッ

 

日本経済新聞、2012121日、美しく歩き元気な体に、かかとで着地、つま先で蹴る、歩き方を変え猫背を修正

 

日本経済新聞、20141115日、運動不足で進む「老化」 インターバル速歩で対策、負荷高めで筋肉増/まず2習慣継続

 

日本経済新聞、20078月    健康、ながら運動で筋力を保とう

現代人は時間がない!狭い場所でも簡単に、家事や仕事の途中にできる「ながら運動」

 

日本経済新聞、20078月    健康、ウオーキングで若返る脳、酸素を送り細胞育てる、ウオーキングに適したフォームは?

 

日本経済新聞、2012107日、正しい歩き方実は様々、背筋ピン、かかとで着地、足を軸に腰を回して、足の前部で着地。忍者歩き

 

日本経済新聞、2017722日、カラダづくり、疲れないジョギングって? スロージョギング、膝など痛めにくく/メタボ改善効果も

 

日本経済新聞、2014928日、高齢者、運動前に体力測定、柔軟など4種簡単に判定 

 

日本経済新聞、201785日、カラダづくり、理想のスクワットは膝曲げだけはNG 「股関節」意識ゆっくり上下 

 

日本経済新聞、20171028日、カラダづくり、筋肉の「質」運動でアップ 高齢者・女性、強度は少し背伸びを、筋肉の質をチェックしよう、運動で筋肉の質をたかめよう


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  1. 2018年09月19日 14:07 |
  2. 健康(ライフプラン 保険)

日常生活時や自転車の事故に備え個人賠償責任保険に必ず入る

20171124

雑情報 (69-4)

日常生活時や自転車の事故に備え個人賠償責任保険に必ず入る

 

要旨

1.個人賠償責任保険に必ず加入する

* 個人賠償責任保険は日常生活で起きる事故などに対応できる必須の保険。

* 自転車保険は自転車に限定し、事故を起こした際に他人及び自分を保障する保険。

* 個人賠償責任保険は、自転車事故を含む日常生活の事故を広く保障するので、こちらに加入するのがお得。

* 個人賠償責任保険は発生する確率は大変小さいが、一旦起こると自分ではまかないきれない事故時の賠償金を保障してくれるため、絶対にかけておくべき保険。

* 個人賠償責任保険の対象者は自分、配偶者、同居している親族、生計を共にする別居の未婚の子供(学生)。

* 個人賠償責任保険は単独の加入はできず、火災、自動車、傷害保険特約(付帯)でしか契約できないため、いずれかの保険に加入する際に特約として入る。

* カード付帯の個人賠償責任保険がある。

* 個人賠償責任保険をダブって(複数)契約し無駄な保険料を払い続けることがないよう、加入している保険を点検しよう。

* 個人賠償責任保険は示談交渉サービス付きとする。保険会社によっては、示談交渉サービス付きでない個人賠償責任保険もある。

* 個人賠償責任保険が有効なのは元の保険が失効していない(契約中)こと。

 

2.マンション居住者には、管理組合が個人賠償責任保険をかけている場合がある

(マンション居住者に限定した内容)

* 管理組合のほとんどは共有部分に火災、地震、施設賠償責任特約に加入。   

* マンションによっては、管理組合で個人賠償責任保険に加入している。

* マンションは専有部分、共用部分と混在しており、管理組合として個人賠償責任保険に加入していると、災害、事故などの際に費用を含め修復工事を円滑に行うことができる。

* 管理組合の個人賠償責任保険の対象者はマンションの区分所有者ではなく居住者

* 管理組合の個人賠償責任保険は内容があいまいなため、個人として個人賠償責任保険に加入しておこう。

* 区分所有者、居住者は管理組合が火災、地震、施設賠償特約の他に個人賠償責任保険特約に加入しているかどうかを確認する。

* 管理組合は区分所有者、居住者に対し、火災、地震、施設賠償特約、個人賠償責任保険特約の要点を知らしめる必要がある。


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1.個人賠償責任保険には必ず加入する

1)日常生活で起きる事故などに対応できる必須の保険

個人賠償責任保険は、日常生活の中で起こる事故により他人に被害を与えたり、物品を破損したりする場合に支払われる保険。

 

事例として

自転車で走行中に他人にケガをさせた

・店舗の陳列物などを落として破損した

飼い犬が他人にかみついてケガをさせた

・子供が他人の車に傷をつけた

子供が友達にケガをさせた

洗濯機置き場の排水口から水があふれ階下に被害を与えた

・マンションの上階から物を落とし、一階の子どもがケガをした

 

よく引き合いにだされるのが、自転車を運転中誤って歩行者と衝突、死亡させてしまい、裁判において1億円近くの高額な判決がでた事例である。

これ以降、個人賠償責任保険、自転車保険が注目を浴びるようになった。

 

自転車保険は自転車に限定して、事故を起こした際に他人及び自分を保障する保険のため、日常生活時に発生する他人への事故、物品の損害は範囲外である。

 

個人賠償責任保険は、自転車事故を含む日常生活の事故を広く保障するので、こちらに加入するのがお得。

ただし、個人賠償責任保険は、自転車運転中に転倒し自分がケガや死亡しても補償されない。

 

DIAMOND online、誰もが死ぬまで必ず入っておくべき保険とは?

2017222日  http://diamond.jp/articles/-/118845?page=4

 

Escape airと自転車ライフ、個人賠償責任保険があれば自転車保険は加入の必要無し! 20171021日  https://escape.poo.tokyo/bicycle-insurance-2/

 

個人賠償責任保険は発生する確率は大変小さいが、一旦起こると自分ではまかないきれない事故時の賠償金を保障してくれるため、絶対にかけておくべき保険である。

 

水回りトラブル入門、自分が水漏れを起こした時に頼れる『個人賠償責任保険』とは? 2013113

http://mizumawari-primer.net/personal-liability-insurance.html

 

2)保険の対象者、補償内容を知る

個人賠償責任保険は自分、配偶者、同居している親族、生計を共にする別居の未婚の子供(学生)が日常生活の中で発生した事故などを保障する

 

保障されないのは、

・保険金詐欺のような故意に起こした場合

・同居の親族が起こしたこと

・職務中

・他人から預かったものを壊した

・自動車の事故自動車保険は保障できる

・地震、津波などに起因する地震保険は保障できる

 

3)単独では加入できない

個人賠償責任保険は単独の加入はできず、火災、自動車、傷害保険特約(付帯)でしか契約できないため、いずれかの保険に加入する際に特約として入る。

 

保険料は100200/月(1,200から2,400/年)と安い。

 

もし、火災、自動車、傷害保険の個人賠償責任保険特約に未加入だったら、次年度の更新時にそれらの保険特約に入ろう。

 

4)カード付帯の個人賠償責任保険がある

火災、自動車、傷害保険のいずれにも未加入の場合、カードの付帯として加入できる個人賠償責任保険がある。

 

貧乏リーマン、ケチる、個人賠償責任保険への単独加入の方法

20161110

http://www.syabusuke.com/entry/2016/11/10/%E5%80%8B%E4%BA%BA%E8%B3%A0%E5%84%9F%E8%B2%AC%E4%BB%BB%E4%BF%9D%E9%99%BA%E3%81%B8%E3%81%AE%E5%8D%98%E7%8B%AC%E5%8A%A0%E5%85%A5%E3%81%AE%E6%96%B9%E6%B3%95

 

5)ダブって加入しない

個人賠償責任保険は火災、自動車、傷害保険特約として加入するため、入っていることを忘れた/知らなかったためダブって(複数)契約し無駄な保険料を払い続けることがないよう、加入している保険を点検しよう。

 

教えて!そんぽ、個人賠償責任保険が重複して無駄な保険料を払ってない?

2017410日  http://www.livetorelief.com/media/?p=966

 

6)個人賠償責任保険の留意事項

・示談交渉サービス付きとする

利害が相反する被害者との示談交渉は、第三者(専門家)に行ってもらうと、便利な上わずらわしくない。

 

個人賠償責任保険を引き受けている保険会社によっては、示談交渉サービス付きでないこともあるので、確認しよう。

 

私の経験から、転居後にネット経由、新規に火災保険及び個人賠償責任保険特約の保険会社を選定した。選定にあたり5社から見積を取ったが、セゾン保険は示談交渉サービスなし(20164月現在)だったので検討外とした。

 

このように、新規契約の場合は事故時に示談交渉をしてもらえない保険会社を除外できる。

継続して加入している場合、すぐには対応できないが火災、自動車、傷害保険の契約更新時に示談交渉サービス付きの保険会社へ乗換えることができる。

 

AllAboutマネー、示談交渉サービス、あなたの保険には付いている? 

2014422日  https://allabout.co.jp/gm/gc/8757/

 

・元(メイン)の保険が契約中である

個人賠償責任保険は、火災保険などの特約として加入するため、元の火災保険などの更新忘れ、払い込み忘れなどにより失効していないようにする。

その他、保険会社の合併、契約内容の変更などにより個人賠償責任保険の契約内容が変わっていないことなどにも注意する。

いずれの場合も、事前に保険会社から書類で契約更新など連絡があるので、必ず目を通しておく。

 

 

2.マンション居住者には、管理組合が個人賠償責任保険をかけている場合がある

(以降はマンション居住者に限定した内容、それ以外は不必要な情報)

1)管理組合は共有部分に火災、地震、施設賠償責任特約に加入

マンション管理組合(以降、管理組合と呼ぶ)は、災害時の対策として共用部分に火災保険、地震保険、施設賠償責任特約に加入し、火災、地震などの災害時に資金面から速やかに復旧できるようにしている。

 

AllAboutマネー、マンション保険の特徴と選び方、201631

https://allabout.co.jp/gm/gc/8752/

 

2)マンションによっては、管理組合で個人賠償責任保険に加入

マンションによっては管理組合において、上記の保険以外に個人賠償責任保険にも加入している。

 

管理組合が加入している個人賠償責任保険は、専有部分で使用している洗濯機のホースが外れて下の階の居住者宅へ水漏れしたなどに際し、共用部分からのトラブル同様保障するものである。

 

マンションの区分所有者/居住者が個人賠償責任保険に加入していなかった場合、水漏れした階下の部屋の補修工事費の工面がつかずに、復旧工事が行われないおそれがある。

 

マンションは専有部分、共用部分と混在しており、管理組合として個人賠償責任保険に加入していると、災害、事故などの際に費用を含め修復工事を円滑に行うことができる。ひいては、専有、共有部分を含むマンション全体の良好な維持管理がはかられる。

 

マンション管理組合.net、「施設賠償責任保険」で管理組合の賠償責任の補償を!201679日  http://www.kanagawahoken.co.jp/media/baisyou/21/

 

3)管理組合の個人賠償責任保険の対象者はマンションの居住者

管理組合が加入している個人賠償責任保険の対象者はマンションの区分所有者ではなく、居住者となっている。

 

マンションによる水漏れ、上層階からの落下物による下層階への事故などは所有者、賃貸者を問わず居住者が引き起こすため当然であろう。

 

4)管理組合の個人賠償責任保険は内容があいまい

管理組合が加入する個人賠償責任保険は、居住者を対象としているため、居住していない区分所有者が引き起こした個人賠償責任となる事故は補償されない。

 

このように、管理組合が加入する個人賠償責任保険は、居住者がマンション外で起こした事故には保障するが、区分所有者やその家族が引き起こした事故は契約外とか、契約内容があいまいである。

 

よって、管理組合の個人賠償責任保険加入の有無に係わらず、個人として個人賠償責任保険に加入しておこう。

 

5)区分所有者、居住者は管理組合が加入している保険を知っておく

一般にマンションの区分所有者、実際の居住者とも、年に1回の総会資料に含まれる決算、予算書から、管理組合が加入している保険の概要がわかる。

火災、地震、施設賠償特約の他に個人賠償責任保険特約に加入しているかどうかを確認したい。

 

最初に、自分が居住しているマンションが加入している保険を総会資料で確認しよう。

管理組合として火災、地震、施設賠償特約、個人賠償責任保険特約に加入しておれば一安心。

もし、上記のいずれかに未加入だったら、管理組合に対し、次年度からこれらすべての保険に加入するよう提案し、総会で賛同を得るようにしたい。

 

更に、管理組合は区分所有者、居住者に対し、火災、地震、施設賠償特約、個人賠償責任保険特約の要点を知らしめる必要がある。

特に、管理組合として個人賠償責任保険に加入しているため、専有部分からの水漏れ、上階からの物品の落下事故などの際、管理組合の個人賠償責任保険から復旧などの費用を負担できることを周知徹底したい。

 

なお、事故が発生した際、管理組合と個人がそれぞれ加入している個人賠償責任保険はいずれか一方しか保険金はでない。

 

 

参照資料

雑情報を作成するにあたり、参考となる/参考にした新聞、雑誌、ネットなどの出典元、年月日、タイトルを載せる。

 

1.個人賠償責任保険には必ず加入する

AllAboutマネー、個人賠償責任保険とは? 2010730日、

https://allabout.co.jp/gm/gc/11384/

 

AllAboutマネー、なかなか使えるぞ!個人賠償責任保険、201797日、

https://allabout.co.jp/gm/gc/8754/

 

AllAboutマネー、個人賠償責任保険のお得な加入方法と注意点は? 

20171016日  https://allabout.co.jp/gm/gc/8664/

 

mamari、個人賠償責任保険とは?補償される事故と対象や体験談まとめ

2016106日  https://mamari.jp/3306

 

NIKKEI STYLE, 自転車事故に保険で備え 損保各社は補償引き上げ、

2017114

https://style.nikkei.com/article/DGXMZO11389330W7A100C1PPD001?channel=DF280120166591

 

西日本新聞、自転車保険入ってる?「補償額は最低1億円目安に」 小学生が60代女性はね9500万円の賠償命令も2017116

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171106-00010001-nishinpc-soci

 

2.マンション居住者には、管理組合が個人賠償責任保険をかけている場合がある

リプレイスサポート、管理組合がマンションにかける保険と8つの値上げ対策、20171120日  https://replacesupport.com/mansion-insurance

 

マンションサポート.com管理組合で個人賠償責任保険に加入したので以前から個人的に入っていた責任保険を解約したいのですが (20171111日)

http://www.mansion-support.com/mansion-kanri/2006/07/post_19.php

 

マンション管理研究所 ウォームハート管理組合は個人賠償責任保険を一括付保すべきか? 2017717日  

http://condominium-management.hatenablog.com/entry/2017/07/17/210000


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  1. 2017年11月24日 19:22 |
  2. 健康(ライフプラン 保険)

日本は災害が多いため火災、地震保険に加入しよう。保険のルールが変わったので火災保険を見直そう。

2017112

雑情報 (69-3)

日本は災害が多いため火災、地震保険に加入しよう。
保険のルールが変わったので火災保険を見直そう。 


要旨

1.火災保険には必ず入る

* 火災に遭う確率は相当低いが、火災を受けると、住宅、家財を一挙に失う。

* 火事に遭ったあと、自力で復興するのに一番役立つものは火災保険。

* 日本は自然災害が多いので、火災保険に付帯の特約(落雷、水災、風災のみならず、物体の落下、飛来、衝突、漏水による水漏れ、盗難、騒擾による暴力、破壊など)及び地震保険にも加入し、万一に備えたい。

* 火災保険契約は、新価(再調達価格)であることを確認する。

* 火災保険に加入する際、家屋と家財の両方に入る。

* もらい火により自宅が火災に合った場合、火元に重過失がない限り「失火責任法」により損害を火元へ請求できない。

* 現役時代に加入した県民共済、国民共済の火災保険はこの機会に見直そう。

* 火災保険のルールが大幅に変更されたので、既存の火災保険を見直す。

* 共済、民間保険会社の火災保険を比較し自分に最適の火災保険を決める。

 

2.水害に備えた火災保険の水災特約

* 水害の発生頻度は、火災の数分の一であるが、被害は火災同様に甚大。

* 水災に備えるには火災保険の水災特約に入る。

* 住宅が河川に近い、海抜ゼロメートル地帯、居住場所が他より低く大雨時に雨水が流れ込む、排水が追い付かず水が溜まりがち、裏手に丘、山などがある地域の一軒家及びマンションの2階以下に居住しているなら、必ず水災特約にも加入しよう。

 

3.地震保険に必ず加入する

* 日本は地震の発生が多く、地震に遭う可能性が高い

* 地震保険に加入していても、受領できる保険金は罹災後に必要となる当面の住居、生活資金、すなわち生活再建の足掛かりとなる程度の金額。

* 地震保険は火災保険に加入していないと契約できない。

* 地震保険の補償内容は、民間は火災保険の50%まで、共済は30%までが多い。

* 地震により発生した火災による損害に対し、火災保険は補償外。

* 地震により発生した津波による被害は、火災保険付帯の水災特約は適用外。

 

4.災害に遭うと思い出の写真などは失われてしまう

* 火災保険に入っていても思い出の写真は戻ってこない。

* “火災に遭うかもしれないと万一の場合を想定した対策をとることが重要。

* 書類、画像をだれでも無料かつ安全に利用できるクラウドに預ければ解決する。

* クラウドを利用することは、クラウドを提供しているマイクロソフト、グーグル、アマゾンなどへ預けた情報は筒抜けとなる。


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1.火災保険には必ず入る

1)火災は長年の蓄えを一瞬で灰にする

1年間に火災の被害に遭う(あう)確率は0.02%、5,000軒に1件と相当低いが、火災を受けると、住宅、家財を一挙に失うためダメージは計りしれない。

 

2)火災から復興できるつては火災保険のみ

罹災後は、家を建て直し、生活に必要な家財を再度購入しないと元の生活に戻れない。

 

火事に遭ったあと、自力で復興するのに一番役立つものは火災保険。

 

火災保険は契約する保険金額、焼失の程度により、焼け太りがあるかたわら、多くは再建資金が不足する。

しかし、火災にあう確率は極端に少ない、火災により家族に人的被害がなかった、復旧に必要なお金の相当程度を保険によりまかなえることから、火災保険に入っていてよかったと考えよう。

 

3)火災保険に付帯の特約、地震保険も重要

日本は自然災害が多いので、火災保険に付帯の特約(落雷、水災、風災のみならず、物体の落下、飛来、衝突、漏水による水漏れ、盗難、騒擾による暴力、破壊など)及び地震保険にも加入し、万一に備えたい。

 

災害にあう頻度は極端に少ないが、被害にあった場合にすべてを失い、元の生活に戻るのが極端に困難となるような事態に大きな助けとなるのが保険である。

火災保険、特約の水災保険、地震保険は保険の真髄ともいえる。

 

4)火災保険の留意事項

火災保険の支払基準は、2010年前まで時価が中心であったが、それ以降は新価(再調達価格)が標準になった。

新しく火災保険を契約する際には新価(再調達価格)であることを確認する。

2010年以前に契約した火災保険は時価が多いので、この機会に見直そう。

 

火災保険に加入する際、家屋と家財の両方に入る。

家屋は、建物のみだけなので家電、家具などの家財にも保険をかけていないと、罹災後に家財を購入する費用がでない。

 

他からのもらい火により自宅が火災に合った場合、火元に重過失がない限り「失火責任法」により損害を火元へ請求できない。

自宅に火災保険をかけていないと、補償を受けられない。

 

・火災保険の類焼損害特約は、自分が火元となった際、隣家が被害を受けたときに損害を補償するので、特約をつけるかどうか検討に値する。

木造の密集地域に居住しているなら、類焼損害特約に加入するのが望ましい。

 

・火災保険は現金、自動車は補償外。

自動車は車両保険に加入する。

 

火災保険の長期契約期間は最長10年となった。

昔は30年を超える長期火災保険契約があったが、現在はない。

 

サラリーマン時代に加入した県民共済、国民共済の火災保険はこの機会に見直そう。

火災保険のルールが大幅に変更されたので、既存の火災保険を見直す。

民間保険会社の火災保険は、競争が激しいため特約を自由に選択できるのみならず、保険金が安く、補償がよい火災保険を選ぶことができる。

共済、民間保険会社の火災保険を比較し自分に最適の火災保険を決める。

 

なお、火災保険の概要、付帯する特約の項目、内容、注意事項などは以下のサイトを参照。

 

価格.com、火災保険の必要性、(20171023日)

http://hoken.kakaku.com/insurance/kasai/select/need/

 

じぶんで選べる火災保険、火災保険 基礎知識・知恵袋、(20171023日)

http://www.ins-saison.co.jp/eraberu/kotsu/?cid=WHP001

 

 

2.水害に備えた火災保険の水災特約

1)水害の発生頻度は、火災の数分の一

地球温暖化に伴い雨季の集中豪雨、夏場のゲリラ豪雨、台風シーズンの大雨が頻発している。

1時間に50mmを超える降雨が増えたことにより、都市、地方を問わずがけ崩れ、河川の氾濫、排水が追い付かずに道路の冠水、下水の逆流、高架下、立体交差点のアンダーパスに突っ込んだ自動車の水没などが発生している。

 

水害は広い地域に長時間続くため、ニュースの放映時間が長くいろいろな映像が放映されるため強烈な印象を与える。

このため、水災は火災より多く起こっているように感じるが、水災の発生頻度は火災の数分の一しかない。

 

自分で選べる火災保険、保険金お支払件数ランキング、(20171024日)

http://www.ins-saison.co.jp/eraberu/kotsu/ranking/kensuu.html

 

2)水害にあうと被害は甚大

水害にあう確率は少なくても、運悪く罹災し床上浸水してしまうと建屋、家財とも被害を受けてしまう。床板の張り替え、畳の更新、1Fに置いていた家具、家電製品はすべて廃棄処分となり被害は甚大。

 

3)水災に備えるには火災保険の水災特約に入る

対策は、火災保険に付帯の水災保険に加入するしかない。

水災特約の保険料は、水害の発生頻度が少ないため安い。

 

住宅が河川に近い、海抜ゼロメートル地帯、居住場所が他より低く大雨時に雨水が流れ込む、排水が追い付かず水が溜まりがち、裏手に丘、山などがある地域の一軒家及びマンションの2階以下に居住しているなら、必ず水災特約にも加入しよう。

 

現在、火災保険に加入しているなら、水災特約に加入していることを確認する。

 

 

3.地震保険に必ず加入する

1)日本は地震の発生が多く、地震に遭う可能性が高い

日本は地震の発生が多く、被害に遭うと家屋の倒壊、損傷などにより、その後居住できなくなることがある。

全壊、半壊の場合、被災した住宅の解体、再建などに多額の費用を要する。

 

日経ビジネスONLINE、加入率30%!意外と知らない「地震保険」を学ぶ、

20161215

http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/236296/120800031/

 

日経ビジネスONLINE、「地震保険」に入っておくべき3つの理由 

必ず起こる巨大地震に備える、20161216

http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/236296/120900032/

 

2)地震保険の目的は、罹災後の生活再建の足掛かり資金を得る

毎年、日本のどこかで、大きな地震が発生し多くの国民が罹災している。

罹災後の復興資金として保険金は重要な役割を果たしてきたし、今後も果たすだろう。

 

しかし、地震保険の保険金を火災保険並みに設定すると、2011年に発生した東日本大震災のような超巨大地震が発生すると、国家、保険会社など保険金の支払いに耐えられなることが想定される。

 

過去の経験を踏まえ、地震保険の保険料の上限を定めることにより、国家、保険会社が保険金支払により破綻をさけるようにした。

 

地震保険は火災保険のような元の生活並みに戻れる程の保険金はでない。

地震保険に加入していても、受領できる保険金は罹災後に必要となる当面の住居、生活資金、すなわち生活再建の足掛かりとなる程度の金額である。

そのため、保険料も火災保険の3050%に抑えられている。

 

3)地震保険のその他の内容

地震保険の保険料は、地域により大幅に異なり、東京は25,000/年なのに福岡は7,100/年(耐火建築、保険金額1,000万円、20191月以降の契約)と3倍も違う。

 

保険金の支払い基準は、全損100%、大半損60%、小半損30%、一部損5

地震保険の長期契約は最長5までとなり、5年契約では1年契約の11%引き。

更に、今後、地震保険の保険料が徐々に引き上げられることとなっている。

 

4)地震保険の留意事項

地震保険は火災保険に加入していないと契約できない。

火災保険とセットで地震保険に加入する。

国民共済(全労済)の住まいる共済(新火災保険プラス新自然災害共済)には地震保険が含まれている。

 

地震保険の補償内容は、民間は火災保険の50%まで、共済は30%までが多い。

民間の地震保険は、火災保険金額の50%まで地震保険をかけられるが、共済は30%までが限度。コープ共済などは50%となっている。

 

地震により発生した火災による損害に対し、火災保険は補償外。

地震保険に加入しておれば、地震時の火災に補償を受けられる。

 

地震により発生した津波による被害は、火災保険付帯の水災特約は適用外。

地震保険に加入する。

 

ZUUonline、県民共済の地震保険を選ぶメリットとは、(20171024日)

https://zuuonline.com/archives/132027

 

 

4.災害に遭うと思い出の写真などは失われてしまう

1)火災保険に入っていても思い出の写真は戻ってこない

火災保険、付帯の水災特約、地震保険に加入しておれば罹災しても建物、家財は程度の差はあっても復旧できるが、自分、家族にとってたいせつな写真、賞状、日記などの思い出の品、親代々引き継いできた貴重な物品は戻ってこない。

その他、不動産、資産関係の帳簿、書類も失われ、いくつかは資産があったことすらわからなくなってしまう。

 

2)思い出の写真、帳簿類は万一の場合の対策をとる

火災に遭うかもしれないと万一の場合を想定した対策をとることが重要。

 

火災、水災、地震、盗難などの被害に遭うかもしれないことを想定し、思い出の品、不動産関係の書類、金融機関に預けている通帳などをきちんと管理しておくと、災難にあってもあわてることなく元の状態へ戻すことができる。

 

1にいつまでも残しておきたい写真、文書、物品の管理・保管方法を示す。

 

1 将来にわたり残したい写真、文書、物品の保管方法

項目

写真

スマホ画像

文書

物品

コンテンツ

思い出の写真

スマホで撮影した画像

日記、通信簿、卒業証書、通帳、不動産関係書類、契約書

代々伝わる家宝、遺品、貴重品

オリジナル

プリント写真の現物保存

SDメモリー

クラウドに保存

現物保存

現物保存

コピー

スキャンしパソコン(HDD)に保存、一部は印画紙にプリント

パソコン(HDD)に保存、一部は印画紙にプリント

コピーし紙に印刷

現物をスキャンしパソコン(HDD)に保存

物品を撮影

画像をパソコン(HDD)に保存、一部は印画紙にプリント

従来のバックアップ

外付けHDD

DVD-RCD-R

推奨するバックアップ

クラウド

 

 

 

3)思い出の写真、文書はクラウドに保存すると復旧できる

不注意による文書の紛失、自宅に侵入した窃盗による被害に遭っても、失われるのは家財の一部だけである。

 

オリジナル、コピー、従来のバックアップの3段構えのリスク回避対策をとっておれば、一部火災、水災の場合はいずれかが残るので、おおかた復元できる。 

 

しかし、火災、水災、地震に遭い運が悪いと家ごと丸焼け、流され、倒壊としてしまいオリジナルの写真、コピーした書類、バックアップをとった外付けHDDDVD-Rなども自宅に保管していると一挙に失われてしまう。